「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日経平均を長期的な視点から考えてみる <2022年04月23日(土)

2023-04-02 12:05:00 | 株式投資 資産運用
 

長期的な視点に立つなら、年足チャートがいいと思います。

底値は、2008年の9月か10月だったと思います。
翌年の3月に再度底を打ち、そこから反発相場となります。その後、紆余曲折を経て2021年最高値を達成しました。

(端数は省き、概数で表示します)
安値が約7000円
高値が約30000円
実に10年以上かけて、高値が形成されました。
長期的な視点とは、このように長い期間です。

さて、株価は永遠に上昇を続けることは、過去にはありませんでした。また、上昇相場と言えども、どこかで下押す場面は、必ず来ます。

そこで下押しのメドを考えてみます。
7000円~30000円まで、約23000円上昇しました。この間の上昇幅は、約23000円です。

これが、計算の基礎になります。
下押しの経験則は?
3分の1押しと、半値押しを下押しと考えます。

3分の1(33・3%)=約7590円
3万円マイナス7590円=22410円
半値押しなら=11500円
3万円マイナス11500円=18500円

これが、下落相場の一つのメドになります。
何故なら?多くの参加者が意識する数字だからです。
下落し始めたら、「今回は3分の1かな?半値かな?」
と、相場を見守ります。

長期的な視点から見ると?
18500円でも、まだ下がったことにはならない訳です。

これらの数字を下抜いてきて、初めて信号が「黄色」に変化します。

仮にどこかで反転上昇に変化すると?
今度は、「半値戻し」の考えが出てきます。
相場の世界は、経験則の世界です。
誰だって、未来の株価は分かりません。
だから、過去に起こったことを参考にするのです。
これは、どれほど機械技術や知識が進歩しようと変わらないと思います。最後に判断を下すのは、人間だからです。

株価の上下に一喜一憂する必要は、全くありません。
下落が怖ければ、最初から株は買わない方がいいでしょう。持っていなければ、心配する必要はありません。

しかし、いつかはどんな長期の上昇であろうと、長期的に下落に転じるときが来るのは、当然リスクとして考えておかなければなりません。

現在の株価水準は、過去10数年を振り返ってもかなり高い水準にあります。もし、キャピタルゲインを狙って株を保有しているなら、もう利益確定しても全然おかしくありません。

株式を長期で保有するなら、値段の上下は無関係です。
会員さんにも、学生時代から株式投資を始めコツコツと持ち株を増やしていき、バブルの絶頂の時もその後のどん底でも株式を売らず、ひたすら余裕資金で株を買い続けてきた人がいます。
当然に今は、資産家です。

長期保有をするなら、買ったら絶対に売らない。
配当などでお金が貯まったら、買い増しする。
値段は、その時の値段でいい。
要は、株数を増やすことが最大の目的になります。
株数が増えれば、配当金も増えます。
この際に注意するべきは?
少数の銘柄に資金を集中しない。
必ず、幅広く分散投資する。
長期保有に向いた銘柄は、倒産しないこと、堅実な経営をして毎年黒字を計上して株主に配当すること。
これが、長期保有に向いた銘柄です。いわゆる成長株ではありません。成長株には、倒産のリスクが内在します。
長期の株式保有の目的は、インフレ対策であり配当金をもらうことです。含み益や含み損は、関係ないのです。

若いうちから、このように考えこれを続けると老年期を迎えたころ、誰だってそれなりの資産家になると思います。
株式購入で資産家になる安全で確実な方法です。
株式で財を成した人は、多分ほとんどの人がこうしていると思います。他に方法が、ないんですもん・・・
(何やら?声が聞こえてきませんか?売ったり買ったり、君ら知恵がないね?)



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