「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

戦闘地域に残る子供たち<ウクライナ紛争2023.11.17

2023-11-19 21:43:10 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ当局、子供1000人の強制避難を開始 ロシアの攻撃激化で
2023年10月27日
https://www.bbc.com/japanese/67225829

バフムトでも最後まで市街に残る地域住民がいました。
高齢でどこへも行きたくない人々もいました。
ウクライナ政府が、半ば強制的に避難を迫りましたがそれでも子供の避難を拒否する親がいました。激戦の中で残った地域住民がどうなったのかは、全くニュースがありません。

同じように前線に近い地域から子供の避難を拒否する親がいます。
どうしてだか分かりますか❓

自分たちはロシア人であると考えて、ロシア軍に解放されるのを待っている人々もいます。
東部と南部は、親ロシア派住民の多い地域です。

ドニプロ川西岸のヘルソン市からロシア軍が撤退するときに、一緒に東岸に行ったヘルソン市民は1万人以上いたと思います。

そもそもウクライナは、ごく最近まで旧ソ連領です。現在のウクライナは、単に行政区画にすぎません。そこに無理に国境線を作ったからこうなっています。

元々、東ウクライナと南ウクライナは長い期間ロシア帝国領です。どちらかと言うと独立派の多い地域は、ポーランドからスターリンが割譲させた西ウクライナが多いと思います。どうしてもウクライナが独立したければ、西ウクライナだけにするべきだったと思います。ウクライナ紛争の感情的な齟齬は、この領土の由来による部分が大きいと思います。これを全部、ウクライナ人に区分すること自体が間違っていると思います。

ロシア側の感覚からすると、東ウクライナと南ウクライナの住民はロシア人だと考えていると思います。ウクライナ政府の意見が、地域住民を代表している訳ではありません。

歴史的な経緯を考えるなら、東ウクライナと南ウクライナは、ロシア領に戻すのが公平であると思います。その上で国籍の選択は、住民の自由意思に任せるべきでしょう。

つまり、今ウクライナ政府が主張していることには、かなり無理があると思います。無理だとは思いますが、ウクライナが独立したければ(NATOに加盟して)、もう一度ロシアと話し合うべきでしょうね❓

独立当時の約束は、中立であり反ロシア的な軍事同盟に参加しないことです。その約束に違反した以上、話し合いがないからロシアが実力行使した意味合いが大きい戦争です。

一方的にロシアが悪いプーチン氏が悪いとは、言えないはずです。大量のプロパガンダを一気に巻き散らかして、この事情を胡麻化そうとしました。私には、それでウクライナに正当性があるとは到底思えません。だから戦争が始まりました。回避する道は、いくらでもありました。そうしなかったのは、ウクライナの責任であると言えます。被害者づらなど、とんでもないと思います。

双方合わせて大勢の市民が死傷しました。その責任は誰にあるのか❓
これは、以前の日記に何回も書きました。
あと出来ることは、速やかにこの無益な戦争を終わらせることだけです。

2023年11月13日 1:53
戦争中にウクライナ領からロシアに保護された子供たち<ウクライナ紛争2023年11月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/d2f19be08e8b27c49a17db78995e23e1



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