「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウクライナ紛争に関するメデイアの特集番組<2023年5月

2023-05-18 17:44:45 | ウクライナ紛争

ベラルーシに関する記事を探していて偶然見つけました。テレビを見ないのでテレビで報道される事については、知りません。さすが公共放送だけあって内容が充実しています。映像を中心に編成すると、分かりやすいですね。その代わり内容を編集しそこなうと、そのまま間違った内容が拡散してしまします。一部、間違えている部分があります。

ドネツク州のリマンでの戦いでのロシア軍の行動についての部分です。番組を見ると5000人の守備部隊が全滅したような内容です。BBCなども同じように間違った内容を報道していました。ロイターの報道が正確です。
ワールド
2022年10月6日3:46 午後7ヶ月前更新
アングル:ウクライナ要衝に横たわる兵士の遺体、ロシア撤退の爪痕
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2R10HD

その部分は、この記事を読んだ方がいいでしょう。
間違えているのは、「5000人の守備部隊が全滅」の部分だけです。それ以外は、リマンの戦闘に関して分かりやすく報道しています。また、インタビュー中心に編成されている部分は、真偽の確認は出来ません。しかし、参考にはなると思います。

<兵士の証言から浮かび上がる前線での実態>
ロシア兵や将校へのインタビューで構成されていますが、ロシア兵の側の当時の状況や心境が分かります。

<“死傷者20万人”の分析も なぜ損失広がったのか?>
「5000人の守備部隊が全滅」の部分を除けば、ウクライナ軍が東部で大規模反抗作戦を展開した当時のロシア軍側の状況が良く分かります。

<プーチン大統領の“戦争観”とは>
ここでは、ロシアのプロパガンダがどのように変化していったのかが、言葉の使用回数を分析することで文字化しています。

<台頭する民間軍事会社「ワグネル」>
ワグネルが治外法権の組織であることを裏付けています。そして、その戦闘方法も分かりやすく説明しています。だからバフムトでは囚人兵に甚大な人的被害で出ました。約5万人とされるうち、5千人については恩赦を受けて帰還したとの報道がありました。それ以外が、どうなっているのかは不明です。ロシア軍の戦死者と負傷者には、カウントされません。

<多くの戦死者が出ている少数民族の訴え>
この部分は、一番見て欲しい内容です。帝政ロシアの時代からこれまで少数異民族が、どのように中央政府から扱われてきたのかが、報道されています。他のメデイアは、さわり程度にしかニュースにしません。ロシアの最大の内部矛盾です。これを知ることでロシア社会の本質が浮かび上がってきます。

<終わりの見えない戦争 その先に何が・・・>
ここでは、戦争に不正義を感じ実際に武器を取ってウクライナ側に参戦するロシア人に触れています。
去年は、約200人規模の自由ロシア軍団が義勇兵としてウクライナ軍に組み込まれて戦闘に参加していました。

2023年3月の時点で、別の部隊が編成され1000人と書かれているので、ウクライナ紛争に参加するロシア人の数が大幅に増えていることが分かります。去年は、第三者的に静かにしていた一部の人々が武力を使ってロシアの独裁政権と戦うしかない・と考えるロシア人が増えつつある事が分かります。
ポーランドに拠点を置いて志願者の訓練を行ってウクライナに送り込んでいるようですから、単発的な動きではないと推測されます。

そして、このグループはウクライナの戦場に義勇兵として行くだけではないと思います。そうです技能優秀な既に訓練を受けた元兵士であるなら、もっと特殊な作戦に従事することも可能です。最近、そう言う要員にしか出来ないようなロシア国内での反政府活動と思われる事件や事故が起きています。戦闘機2機とそれを支援するヘリコ2機が謎の墜落をしました。これは高度な訓練を受けた要員がそれなりの戦争道具を使わなければ、出来ないことです。

などなど、一度視聴してみるとウクライナ紛争に関して新たな認識があるかもしれません。

NHKスペシャル
(2023年2月25日の放送内容を基にしています)
調査報告・ロシア軍 ~“プーチンの軍隊”で何が~
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/p6RMYy8QR3/

<兵士の証言から浮かび上がる前線での実態>

<“死傷者20万人”の分析も なぜ損失広がったのか?>
多くの戦車と歩兵戦闘車などの喪失
ドネツク州のリマンでの戦い→下記の記事を参照ください
ワールド
2022年10月6日3:46 午後7ヶ月前更新
アングル:ウクライナ要衝に横たわる兵士の遺体、ロシア撤退の爪痕
https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2R10HD

<プーチン大統領の“戦争観”とは>

<台頭する民間軍事会社「ワグネル」>

<多くの戦死者が出ている少数民族の訴え>

<終わりの見えない戦争 その先に何が・・・>

ポーランドに拠点を置くこの団体では、各国に住むロシア人を対象に、ウクライナ軍の外国人部隊に加わる志願兵を募っている。
訓練を受けた志願兵の第1陣が、すでに戦地へと向かった。その数は、2023年3月までには1000人に達し、その後も毎週、出陣するという。



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