「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

時事通信に見るワグネルの武装蜂起<2023年6月

2023-06-27 18:23:13 | ロシアと周辺国

流血回避、プリゴジン氏亡命へ 反乱のワグネルは撤退―ロシア・ベラルーシ大統領が仲裁
2023年06月25日20時20分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023062500092&g=int

ロシア大統領、プリゴジン氏殺害指示か 投降なら戦闘員の罪問わず
2023年06月24日23時14分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023062400585&g=int

ワグネル反乱、ロシア軍と交戦 「裏切り」と大統領警告―プリゴジン氏捜査、拘束可能性も
2023年06月24日22時47分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023062400344&g=int

記事タイトルを見ても分かりますが、ほぼロシア政府寄りの記事ですね。

欧米のメデイアは、どこも「亡命」の言葉は使っていません。「移動」です。

随分、ニュアンスが違いますね?
ここに事実の歪曲が見られます。外国語と翻訳のギャップを利用してロシア政府に有利な情報を捏造しています。

私は、ロシア政府とワグネルのどちらが正しいのかを主張する気はありません。

しかし事実は出来るだけ正確に報道するべきであると思います。

プリゴジン氏がベラルーシに出国へ、「反乱」収拾か…衝突回避でプーチン氏譲歩の可能性
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230625-OYT1T50057/

読売新聞も「反乱」の言葉を使っています。
言葉が違うと思います。欧米のメデイアは「反乱」と言う言葉は使っていません。
ロイターは・
「モスクワへの進軍」
AFPも
「モスクワへの進軍」
CNNも
「進軍」

「反乱」と言う言葉は使っていません。
だから、「反乱」の言葉を使う日本のメデイアはすごく私には、異質に感じます。まるで、ロシアの手先のように思えます。

ここにメデイアによる情報の捏造を感じて欲しいと思います。言葉を変えるだけで、意味がまるで異なります。日本のメデイアは、捏造しましたね?
欧米のメデイアは違う言葉を使いました。

私は、嘘や捏造が許せない人間です。
このような事例が許せないのです。

ワグネルの行動は・・
正義の行進
事実を正すための抗議の行進

これ以外、言いようがないでしょう?

それを反乱と言えば!
ロシア政府を正当化していることになります。
ロシア政府の極悪を肯定しています。
おかしくないですか?
ロシア政府の手先ですか?
こうなります。

欧米のメデイアがワグネルとプリゴジン氏に中立的な表記をする理由。武装蜂起をしたからには、ワグネルとプリゴジン氏の存在がウクライナにとっても欧米にとっても有利だからです。ロシアの内政が不安定になり、それが戦争の終結に結び付けばロシア以外のどの国にとっても喜ばしいことだからです。

アメリカは、ワグネルに対して準備していた経済制裁の発動を停止しました。プリゴジン氏の資金を減らすことが欧米にとり不利になったからです。

つまり外交的配慮により言葉の使用にも微妙に配慮しています。時事通信と読売新聞の外交音痴ぶりが理解できると思います。



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