ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

 インド・ハンピ村にてカメレオン発見!② 【山中清隆展 開催中 8月2日まで】

2008-08-02 09:38:55 | 透明水彩画インド
Copyright2008 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 
「緑オオムと青い家」透明水彩画 4号F 2006年作(個人蔵)
インド・ラジャスターン州、ジョードプル 
※第一部「インド・ネパール水彩画展」より。



【山中清隆展 開催のお知らせです。】
2008年7月21日(月)~8月2日(土) 会場:大阪・北浜 ギャラリーもず
■個展について詳しくはこちらからです。


カメレオンがハンピ村に居ると分かってからの私は、心がウキウキしてしまい、どうしても捕まえたいと強く思っていました。
ただこの村の人々が、カメレオンのことを大嫌いで、舌に毒があるとか気持ち悪いとか思っていることも分かりまして、たとえ捕まえてもホテルの部屋で飼うのは無理みたいでした。

村はずれにある川沿いのマンゴツリィーと言う美味しいレストランに行く途中、ワクワクとカメレオン探ししながら、以前に茶色のカメレオンを見た茂みの付近を歩いていたら、茂みの反対側の道の端っこを、なにやらテクテク走っている動物がいました。
ネコみたいにひょうひょうと小走りしています・・・・。 が、緑色!!!

あぁぁぁぁっ  カメレオンが小走りしてる~♪

慌てて右手で捕まえました。体のサイズはポストカード(14センチ)位で、尻尾まで入れると長さ23センチ位の緑色の柄入りです。
強引に取り押さえられたカメレオンは顔をこちらに向け、口を大きく開けて「ハァァァ~」と言って怒り、可愛い白い手足を不思議な角度で曲げて、私の指を握ってきました。カメレオンの指は爪が鋭くて、握られるとかなり痛いです。

あまり痛いので、かぶっていた探検帽子を脱いで、もがくカメレオンを中に入れてくるみまして、たまに顔が出てきたり腕がでてきたりしながら何とかマンゴツリィーレストランまで運びました。
マンゴツリィーレストランは、外人だらけのオープンレストランで、大きなマンゴの木の下に靴を脱いで、お座敷風に川を眺めながら食事出来るようになっています。

レストランのオーナーと従業員とは仲良しなので、カメレオンを持ってても怒られませんでした。
オープンお座敷の一角にカメレオンを放しましたら、食事中の外人の皆さんが、大喜びでワーとやって来まして、みんなに囲まれパシパシ写真を取られて大変な人気者になりました。

初め緑色だったカメレオンは白っぽい石の上では色が抜けて明るくなり、また皆さん大喜びで、パシパシパシっとシャッターの音が響きます。

今度は木に登りはじめまして、またこの登りかたが可愛いもんですから皆さん大喜びで、
パシパシパシパシっとシャッターの音が響きます。

手のとどかないところまで登ったカメレオンは、すぐに木に溶け込んで見えなくなり、皆さん何事もなかったように席に戻ってお食事再開されまして、ちょっとしたショータイムにご満悦みたいでした。


またカメレオン捕まえたいな~♪


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする