ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

見たくても見れない。

2008-08-19 21:59:00 | 透明水彩画インド
Copyright2008 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 
「うかぶ宮殿」透明水彩画 4号F 2007年作(個人蔵)
インド・ラジャスターン州ウダイプル


インド・カルナータカ州ハンピで、楽しい日課にしていたのは、遺跡めぐりと動物観察です。
人があまり行かない大きな丘の上とか、岩山の上の開けた場所とかにも忘れられそうな遺跡なんかがありまして、観光客が来ることもなく、たまに山羊使いの人と山羊に会うぐらいでした。

日を遮るものがないので暑いのですが、遺跡の中に入って休憩すると涼しいです。
中には少し壁画ののこっているものとかもあるので、当時の人の思いが見えたりして不思議な気持ちになります。

不思議といえば・・・
人の来ない屋根の落ちた遺跡で、芝居のステージみたいになっているところがありまして、そこで緑オオムの舞を見てしまいました。

正直見てもいいのだろうか?と思うぐらいに舞っていました。
ステージで舞う一羽の緑オオムの目は完全にイッテまして、羽を広げ足を前に一歩づつ高く突き出し踊っていました・・・。それを2メーターの高さの柱の上から1羽、その隣の柱に5羽ほどの緑オオムが眺めていまして、しかも私がすぐ側の距離にいるのにもかかわらず、気がつかないのか、無視してるのかして逃げません。 

まことに不思議でした・・・。

が、残念なことに1日に最大2人ぐらいしか、通らないであろうこの遺跡の場所に、たまたま2人目(現地の人)が来てしまい、緑オオムの舞が中断、飛んで逃げていきました。

残念。

その後、続きが見たくて何度も足を運びましたが、もう見ることは出来ませんでした。


ないんだよな~ チャンスは2回と・・・・。




コメント (2)
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