Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「3時のレストラン」油彩画 8号F 1997年(個人蔵) イタリア・ベネチア
思い出の絵
イタリア・ベネチア
「3時のレストラン」
ベネチアに来て6枚目に描いた作品。
私が住んでいたお家は、フェニーチェ劇場近くで、
その劇場裏のレストラン・フェニーチェです。
いつもここを通って絵を描きに行ってましたので、
レストランの若いボーイさんが
今日の絵は?
いつ僕達を描いてくれるんだ?
なんで描いてくれないんだ?
陽気にからかってくれます。
このころ、ベネチア在住の日本人友達がだんだん出来てきて、
よくここのバールで一杯飲みました。
昼に飲んでもイタリア社会的にはOKなので(?)
気分最高です♪
毎日見て通り、挨拶や、お喋りしていると、
なじんで描きたくなってくるもので、
ついに
描いてしまいました。
建物の勢いのある筆さばきは、
感動している痕跡が残ればと思い
荒々しいままにしています。
レストランの先の路地は突然狭くなり、
建物が大きく上まで伸びているので、
入り込むと薄暗くて
石畳と
レンガと
ドアと
ガラスと
漆喰の世界
空は遠く
足音がよく響くので、
普段気がつかない自分の音に
耳と心が集中して
意外に心地いいものです。
コツ コツ コツ ふにゃ
思い出の絵
イタリア・ベネチア
「3時のレストラン」
ベネチアに来て6枚目に描いた作品。
私が住んでいたお家は、フェニーチェ劇場近くで、
その劇場裏のレストラン・フェニーチェです。
いつもここを通って絵を描きに行ってましたので、
レストランの若いボーイさんが
今日の絵は?
いつ僕達を描いてくれるんだ?
なんで描いてくれないんだ?
陽気にからかってくれます。
このころ、ベネチア在住の日本人友達がだんだん出来てきて、
よくここのバールで一杯飲みました。
昼に飲んでもイタリア社会的にはOKなので(?)
気分最高です♪
毎日見て通り、挨拶や、お喋りしていると、
なじんで描きたくなってくるもので、
ついに
描いてしまいました。
建物の勢いのある筆さばきは、
感動している痕跡が残ればと思い
荒々しいままにしています。
レストランの先の路地は突然狭くなり、
建物が大きく上まで伸びているので、
入り込むと薄暗くて
石畳と
レンガと
ドアと
ガラスと
漆喰の世界
空は遠く
足音がよく響くので、
普段気がつかない自分の音に
耳と心が集中して
意外に心地いいものです。
コツ コツ コツ ふにゃ
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