ろくびー

山中清隆 作品日記
Kiyotaka Yamanaka

イタリア・ベネチア 「日光浴」

2010-07-14 01:14:14 | 油彩画ベネチア
Copyright2008-2010 Kiyotaka Yamanaka.All Rights Reserved. 「日光浴」油彩画  6号F  1997年 イタリア・ベネチア

思い出の絵
イタリア・ベネチア

ベネチアに来て14、15枚目の作品は、以前に紹介しています。

14枚目の作品
「路地裏が張り切る頃」
この作品は、私の住んでいたお家の玄関を出てすぐの、人通りのない場所の風景です。(約10秒)
3ヶ月ほど毎日見てお付き合いいたしましたから、いろんな表情を知ることができました。
路地裏が張り切る時間は、夕方4時ごろ、建物の頭に光が当たって、
ポッと照れて色っぽいシーンから始まり、日が沈むまでの美しい色の駆け引きの間中
誰に見られることもなく・・・・
張り切っているんです。

で、
私は、昼はパスタを作ってワインを飲んで、3時半までお昼寝♪
寝起きの目覚ましにカフェ・コスタリカのコーヒーを部屋で飲んで、
描きかけの絵を見ながら調子を上げて
画材道具とキャンバスを持って玄関を出て同じく

私も張り切る頃なんです♪


15枚目の作品
「合唱」
私も張り切っている頃にお目にかかれる素晴らしい光景で、
大運河にかかるアカデミア橋の端っこの踊り場から描きました。
午後の光に照らされ、建物たちがみんなで歓喜の歌をうたっています。


今日の絵は、16枚目に描いた作品です。

ベネチアで知り合ったベネチア在住日本人女性の方に、
レンタルアパートの紹介をしてもらって、引越しをすることにいたしました。
駅から近くのカンナレージョ地区のリオ・テラ・サン・レオナルド通りにある賑やかないい場所で、
不動産屋さんを通していませんから値段も格安で部屋も最高♪
で、この絵は引越ししてからの作品。

朝のすがすがしい太陽の光を浴びて、
気持ち良さそうに目覚める建物
私も同じく目覚めたい気持ちが描かせた一枚です。

朝、コーヒーを飲まないと目が覚めない方で、
引っ越してカフェ・コスタリカが近くなり
コクと香り豊かなカプチーノが大活躍。
これは有り難かったな~♪

で、
仲良くなったベネチア在住日本人友達の家も近く、
みんな貧乏?だったせいか、夢を追いかけている気持ちが同じだったせいか
飲んだり食べたり喋ったりと、よく集まりよく遊び、
夜がとても楽しい時間に変わりました。
これも人生の贈り物だったな~♪

が、
ベネチア滞在後半というのに
遊びすぎて描く枚数が・・・・

減る!




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コメント
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