雨の火曜日。夏至。6月21日。
母の面会日。
午前11時から10分間だけ。
小さなみかんを1個。
車いすに付けた。タティングレース。
4種類貰ったのですがきっとこれが好きそうかな??と
私が選んだ。車いすに付けた。
方眼紙で確認してください。とても小さな手仕事です。
母は「どうやって編むんじゃろうね。」と興味を示した。
「みかん食べた?」
「食べたよ、おいしかったよ。」でした。
前回は2個持って行ったのですが、今回は1個。
しかし直接の手渡しはできません。
車いすを押してきてくれる職員さんに渡します。
話は続いたのですが・・・・
「夢子むすめの話・・・これはきっと想像の世界でしょうね。」
「刺繍をしている話・・・これは昔々の事を思い出してでしょうね。」
10分間はすぐです。
今回は職員さんにお願いをしていました。
「面会は玄関のすぐそばの部屋」
「私が帰るときは玄関前のエントランスホールで手を振ってくれる。」
その場所で10分後に主人が建物の外からマスクを外して手を振る!!!
(マスクをしていたら分からないかも!!)
主人は手を振り続けてくれました。
勿論母も分かったみたい。
私も外でも手を振って帰りました。
母の笑顔がかわいかったですね。
だから・・・昨日の良い事は「主人にも私にも手を振り続けてくれたこと!!」
良かった。嬉しい6月21日でした。
施設に生けてあった花。入所されている90代の男性が生ける。