9月も今日で3日目 台風11号以後
本当に秋のような涼しい日が続いています。
9月になると きまって思い出すのは
越中八尾のおわら風の盆のことです。
越中おわら風の盆 諏訪町
(YouTubeよりお借りしました)
おわら風の盆(おわらかぜのぼん)とは富山県富山市八尾町(旧婦負郡八尾町)で毎年9月1日から3日にかけて行なわれている富山県を代表する祭りである。
越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって、坂が多い町の道筋で無言の踊り手たちが洗練された踊りを披露する。艶やかで優雅な女踊り、勇壮な男踊り、哀調のある音色を奏でる胡弓の調べなどが来訪者を魅了する。おわら風の盆が行なわれる3日間、合計25万人前後の見物客が八尾を訪れ町はたいへんな賑わいをみせる。
(文・HPより)
* * *
5年程前に、私たち4人組みはおわら風の盆見物に行きました。
お目当ては町流し踊りと
おわら風の盆胡弓奏者の若林美智子さんでした。
その数年前に4人で行った時は時間がなくて
ある町会の輪踊りと演舞上踊りしか見られなかったので
時間を工夫して、この年は
夜中の町流し踊りを絶対楽しもうと話してたのね。
夜の10時前には若林美智子さんのお宅の前に陣取りました。
11時から美智子さんが町流しに出るという情報を得ていたの。。。
ところが時間になって美智子さんが姿を見せた途端
猛ダッシュで駆けて行っちゃった~
それーッと 我らも後を追いかけて走った、走った~
私たちと同じ様に待ってた人込み(100人位はいたかな?)が
ひと塊になって走ったーっ
たちまち美智子さんの姿は見失い
TV取材用のニョキっと伸びてるモコモコマイクを目当てに走ったの。
美智子さん、玄関前から胡弓を弾きながら
流して行くと勝手に思い込んでたのよね。
路地を曲がりくねった道の少し離れた所に
町会の踊り手の方たちが列をなして美智子さんの到着を待っていて
それから、流し踊りが動き出しました。
その両脇は全国からの見物客で物凄い人垣です。
我ら4人は、おばちゃんパワーで人込みをかきわけて
ちゃっかり美智子さんのすぐ脇を平行して歩きます。
美智子さん奏でる哀調帯びた胡弓の音色をうっとり聴きながら。。。
あぁ~ 今思い出してもあの音色 胸に染みます~。
そのあと、踊りが上手いと評判の町会の流し踊りを見るため
地図を頼りに場を移し(なんと、夜中の2時頃よ)
やんわり情緒の女踊りと勇壮な男踊りをため息まじりで堪能し
富山駅前のホテルに着いたのは明け方の4時頃となりました。
バスツァーだったので帰りのバスの中ではもちろん爆睡でした~
いやぁ~~5年前、、若かったなぁ~
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8/22は市民夏まつりでした。
今年はコーラスの仲間のK子さんが指導なさる
おわら風の盆の流し踊りがあるというので見に行ったの。。。
深く被った編み笠が風情を漂わせます。
K子さんがにっこり顔を見せてくれて。。。
男踊りも中々きまってますねぇ~!
良かったですよ~K子さ~ん
でも、胡弓の実演がなかったのが
ちょっと淋しかったかな。。。