今日もて良い天気になりました。
良い天気・・・暑すぎるほどです。
外気温は38℃に・・・体温より気温が高くなると本当に暑く感じます。
蒸し暑さが、更に暑くさせていますね~!
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さて、今日も朝から圃場へ
圃場に着くと、いつものように、まず野菜たちを見回り・・・
すると茄子の様子が、いつもと違いました。
葉が何かに齧られています。
よく視ると・・ニジュウヤホシテントウの齧った様な跡があります。
葉の裏側を見ても、いません。
どこに隠れているのか・・
違う葉の裏を視ると・・・
いました。
やはり、ニジュウヤホシテントウです。
背中が少しくすんで、灰色がかった産毛の様な感じが特徴です。
天道虫(テントウムシ)は、主にアブラムシやカイガラムシを食べる事で知られていますが、
このニジュウヤホシテントウは、茄子の葉を食べることで知られています。
大量に発生していないようなので、そのまま放置しておくことにしました。
ある程度、葉を齧られたりすることで、茄子が危機感を感じて、ストレスを生じた状態となり、体内で抗酸化物質や
フェロモンを作り出します。
作り出されたフェロモンが分泌されるようになると自然に、寄らなくなってきます。
流石、自然の力と言ったところでしょうか。
キャベツもそうですね。
成長段階で、結球しだす頃に、モンシロチョウが寄ってきて、卵を産み付けます。
そして、幼虫になると葉を齧っていきます。
齧られると同じように、フェロモンを作り出し、結球してからも齧っていきますが、分泌が増してくると
モンシロチョウが、キャベツに止まる手前で、止まることを辞めて、又違うところへ・・
結局、卵を産み付けることなく、成長します。
こうして、育ったキャベツは、中まで齧られ無いように、しっかりと結球します。
パンパンに引き締まった・・詰まったキャベツになり、このような状況で育ったキャベツは、とても甘みと旨みが出てきます。
フェロモンの分泌をよくするのもミネラルが大きく関わっていると考えています。
ミネラルを散布していないものは、散布したものと比べて、齧られやすくなります。
元気な物は、虫にも病気にも強くなるということですね!
人も同じです。健康な人は、病気にならない。
そして、このように育った野菜は、とても還元力が高い物と成ります。
植物本来の持っている力を最大限に上げるにも、栄養素と環境です。
虫をやらないように、農薬を散布するより、ある程度齧らせて、必要な栄養素を与えることで、
しっかりとした野菜が出来上がります。
キャベツも、表の皮一枚、若しくは2枚剥がせば、綺麗な状態です。
茄子もフェロモンが分泌されるようになると齧られなくなります。
自然の力は、素晴らしいものです。
何故、ナサラの資材を同じように、散布しているのに、先生が育てた物と味が違うのでしょうか?
そう言われる人が多いのですが、それは、育てる環境を自然に近づけているか、そうでないかでかなり違うということですね。
自然界の摂理。それを視ることが重要です。
そして、植物本来の力を引き出して上げることが、究極の野菜に近づけます。
皆さんも、自然な環境に近づけて育てると良いですね。
環境も良くなり、育った物も最高に成ります。
そして、その野菜を食べて、健康に・・・
皆さん毎日の応援宜しくお願いします。
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