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神戸大学メディア研ウェブログ

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「神大緑茶」98円→100円に値上げ 神戸大生協

2019-10-02 11:42:50 | ニュース
 神戸大生協の「神大緑茶(しんだい・りょくちゃ)」の組合員価格が、98円(税込)から100円(税込)に値上げされた。神戸大生協オリジナル商品のため、他の商品より物流コストが高いことなどが値上げの要因だという。<長谷川雅也、綿貫由希、中島星翔>


(写真:値上げこそしたが、安いことに変わりはない。2019年10月1日撮影)

 百年記念館から眺めた神戸市街地の写真に、カップルのシルエットというパッケージにリニューアルされたのは2014年。その安さで、坂道を登って汗をかいた神戸大生のノドを潤してくれる「神大緑茶」が、10月1日から、従来の98円(税込)から100円(税込)に値上げされた
 増税とは関係のない値札のかけ替えとなった。
 生協は、「昨今の物流費の高騰や人件費の上昇、梱包資材の値上がりなどの要因」があって、「長らく価格を維持してまいりましたが、今般、価格改定をせざるを得なくなりました」と掲示で告知している。


(写真:神戸大生協の告知。2019年10月1日撮影)



消費税増税スタート 文具や教科書は値札張り替え

2019-10-02 00:36:45 | ニュース
 10月1日から消費税増税でが10%に増税され、それに伴い神戸大生協でも文具や教科書の値札の事前の張り替えに追われた。後期の初日と消費増税が重なったが、店頭での大きな混乱はなかった。持ち帰りの飲食物は税率8%だが、食堂内で販売される商品は一律10%と例外もある。<長谷川雅也、中島星翔、綿貫由希、森岡聖陽>


(写真:税率変更の告知では8%据え置きの商品を明示)

 神戸大生協は、大きな混乱もなく増税初日がスタートした。
 なかにはどの商品が税率10%で、どれが軽減税率対象の8%か区別できていない学生もいるようで、「生協は増税していなくて良心的ですね」とコメントする学生も。神戸大生協の値札の多くは税込み価格で表示されているため、増税に気づかないまま購入する人も見られた。

デザートや飲料も食堂で買うと税率10%

 今回の増税では持ち帰りの飲食物に「軽減税率」が適用され、税率8%になる。だが、一体どれが軽減税率に適応されるのか複雑なので注意が必要だ。
 生協では、飲料(酒類を除く)、持ち帰りの食品、ほっかる弁当などがこれまで通り税率8%で販売される。一方、文具や教科書などの飲料物以外の商品や、食堂メニューは税率10%が適用される。
 なお、デザートや飲料も食堂内で販売される商品は、一律で税率10%になるので注意が必要。

「値札張り替え、大変だった」

 生協職員の岡川功さんによると、「値札張り替えに非常に時間がかかり大変だった。増税初日はどの商品が(税率)何%かを聞かれることが多かった。だが、混雑具合や売上はさほど変わらず、学生はいつも通り生協を利用してくれた」という。
 学生からは、「増税は特に意識しておらず、今後も生協の利用の仕方を変えるつもりはない」という答えが多かった。これは、日頃学生が生協で主に購入する飲食料品の多くに軽減税率が適用されているからだと見られる。
 新学期初日と消費増税が重なったが、店頭での大きな混乱はなかった。

 一方で、9月24日から教科書販売を行なっていた学生会館店では、事前にツイッターなどで「消費税増税前に購入を」と呼びかけた。


(写真:レシートには、8%と10%の税率が)

キャッシュレス決済 5%ポイント還元始まる

2019-10-02 00:10:11 | ニュース
 10月1日の消費増税に伴い、キャッシュレス決済時の5%ポイント還元が始まった。後期(第3クオーター)が始まり多くの学生であふれた神戸大では、神戸大生協やセブンイレブンがポイント還元の実施を知らせるポスターや立て看板を店頭に置いてPRした。<森岡聖陽、渡邊志保>

 増税による消費落ち込みを防ぐ意図で始まった今回のポイント還元事業は、各決済業者ごとに還元の仕組みやポイントの上限が異なるほか、各事業者ごとに還元に対応する決済方法の種類に差があるなど、混乱が予想されていた。

 神戸大学生協では、キャシュレス還元事業の承認が経産省からおりたことをPR。10月1日から来年6月末日までは、生協ICカードの利用で5%ポイント還元される。
 ただ、ポイント還元の対象となっているのは「生協ICカード」での決済のみ。Tuoカードやその他のキャッシュレス決済方法は還元の対象外だが、今後追加されたら公示するとしている。


(写真:キャッシュレス決済時の5%ポイント還元をPRする手書きの看板も 2019年10月1日)

 還元事業初日を迎えた神戸大生協では時折不慣れな様子でキャッシュレス決済で会計を済ます学生が見られたが、特に大きな混乱はなかった。
 2年生の女子学生は、「いままで現金での支払いばっかりだったけど、今(キャッシュレス決済を)使うかどうかで揺れている」という。また理学研究科1年の男子学生は、「基本現金でしか物を買わないし、これからもキャッシュレス決済を使う予定もない。個人にまつわる情報がデータに残るのが嫌だ」とアンチ・キャッシュレス派だ。

 ただ教科書購入の場合は、組合員割引の7%と合わせて教科書が実質12%オフで購入できることになる。100ポイントたまればオートチャージで100円分の利用が可能に。
 神戸大生協では、「教科書利用1万円で500円分バック。昼食1食分になりますね」と、ツイッターでの広報にも力が入る。


(写真:レジ横にも「キャッシュレス決済還元」の告知が 2019年10月1日)