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兵庫県4回目の緊急事態宣言 きょう8月20日から

2021-08-20 13:03:54 | ニュース
 8月2日から3回目の「まん延防止等重点措置」に入っていた兵庫県は、8月20日から4回目の「緊急事態宣言」に切り替わった。県内の新規感染者が8月18日には初めて1000人を超え、18日には1088人と過去最多となっている。9月12日まで。


(写真:兵庫県庁。資料写真)

 新規感染者数の3分の2を30代以下が占めていて、県感染症対策課は「若い人の過ごし方によっては患者数が増える危機感はあるが、行動の仕方次第で感染拡大は防げる。協力をお願いしたい」と呼び掛ける、と8月19日の神戸新聞電子版が報じている。

 7月下旬から阪神梅田本店や阪急うめだ本店でクラスターが発生したことを受け、県内の百貨店も入場規制を行う。大丸神戸店は入店客の上限を設定。神戸阪急も混雑状況に応じて出入口の数を制限する。

 4回目の「緊急事態宣言」は8月20日から9月12日まで。

▼「新型コロナウイルス感染症に係る兵庫県対処方針」(8月19日更新)=https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/coronataishohoushin0413.html


《兵庫県の新型コロナウイルスの感染拡大に対する対応》
2020年
 4月 7日 最初の緊急事態宣言 5月21日まで
 5月22日 緊急事態宣言を解除

2021年
 1月14日 2回目の緊急事態宣言 2月28日まで
 2月28日 緊急事態宣言を解除
 4月 5日 まん延防止等重点措置の適用 4月24日まで
 4月25日 3回目の緊急事態宣言 5月11日まで
 5月12日 緊急事態宣言を延長
 5月31日 緊急事態宣言を6月20日まで再延長
 6月21日 2回目のまん延防止等重点措置の適用に
 7月12日 まん延防止等重点措置解除

 8月 2日 3回目のまん延防止等重点措置始まる 8月31日まで
 8月20日 4回目の緊急事態宣言に 9月12日まで


《新型コロナウイルス感染症に係る兵庫県対処方針》
8月19日更新/「県内大学」部分を抜粋

(2) 県内大学
〔感染防止対策強化の要請〕
①授業形態
▽オンライン授業を積極的に活用する。
※対面授業の実施の際の感染防止対策の強化
・キャンパス・校舎内や通学時等のマスク着用の徹底、時差通学の推進、ワクチンの大学拠点接種の推進

②部活動・サークル活動
▽県外での活動及び県内で宿泊を伴う活動(いずれも※を除く)は、原則行わない。ただし、キャンセル料が発生するなどやむを得ず実施する場合は、感染防止対策の徹底とともに、受入先の意向、参加人数、移動方法など実施可能であることを十分に確認すること。
▽県内で活動する場合は、以下の点に留意すること。
・練習試合等を実施する場合は、必要最小限の参加人数とするなど、移動人数を最小限にとどめる
・更衣室・部室でのミーティング時、試合等における部員の応援時にはマスクを着用
・近距離で飛沫が飛ぶ接触は避ける
※中央競技団体・文化関係連盟等が主催する大会(その予選を含む)及び国民体育大会(その予選を含む)。参加する際は、主催者の行う感染予防措置を確認するとともに、その徹底を図る。
③外出・飲食
▽学生・教職員に対し、以下の点の徹底を図る。
・日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛の徹底
・飲食店、路上や公園等での飲酒をしない
・宅飲みを含め、集まっての飲食を避ける
・感染防止対策を講じていない施設の利用の自粛
・会話の際は、マスク等により飛沫を防止
・学生食堂等では、マスクを外しての会話を控え、食事後は速やかに退出
・学生食堂等の学内の飲食施設では、座席配置の工夫、アクリル板の設置等による感染防止対策の徹底
④学生への呼びかけ
▽教育活動の場(授業の開始・終了時、学生一人ひとりへのメール送付等)において、知事メッセージや学生向け動画等を配付・送信すること等により、感染防止対策の徹底を学生に強く呼びかける。
⑤ワクチン接種の推進
▽早期の対面授業の全面実施の実現に向け、大学拠点接種や自治体での接種により、教職員・学生等のワクチン接種率の向上を推進する。
〔学生への支援〕
▽国の修学支援新制度における家計急変時の授業料・入学金減免、給付型奨学金支給を行う(急変後の所得見込により住民税非課税世帯・これに準ずる世帯となる学生が対象)。
・兵庫県私費外国人留学生奨学金の給付、アルバイト収入の大幅な減少等により経済的に困窮する私費外国人留学生に対する緊急奨学金の給付(月3万円)(大学、短大、高専、専門学校日本語学科)
・県立大学においては、上記に加え、独自の授業料等の減免の拡充(入学金等の対象追加)、家計急変時の授業料等減免(急変後の所得見込により判定(4人世帯の場合は約500万円未満が目安)、授業料の納付猶予・分納等を実施
・就職が困難となっている学生や既卒者等を支援するため、大学連携組織(大学コンソーシアムひょうご神戸)を活用した県内大学生の地元就職促進事業を実施



澤田隆治さん(文卒)が語る 『ラジオ深夜便』3回シリーズで

2021-08-20 01:39:25 | ニュース
 NHK『ラジオ深夜便』で、今年5月に亡くなった放送プロデュサーの澤田隆治さん(1955年・文卒)のインタビューが3回シリーズで放送される。民放ラジオ・テレビ草創期のエピソードなど、これまで未放送の内容も含まれる。



 澤田隆治さんは、1955(昭和30)年に神戸大文学部日本史学科を卒業し、ABC朝日放送に入社。ラジオの演芸プロデュサーから、テレビの現場に移り、『びっくり捕物帖』、『スチャラカ社員』などを経て、1962(昭和37)年からは『てなもんや三度笠』を手がけ、視聴率64%を記録した。
 制作会社に転じてからは、1980年代の漫才ブームのきっかけとなった『花王名人劇場』(関西テレビ・フジテレビ)や、朝の情報番組『ズームイン!!朝!』(日本テレビ)などにも携わった。

 今回のインタビューは、もともと2015年に40分枠でオンエアしたもの。その際、放送されなかった部分も含め、今回は3本シリーズにリメイクしてオンエアされる。
 澤田さんはこれまでも、上方の演芸史について多くの書籍や資料を残してきたが、今回は本人への肉声で戦後の大阪の民放ラジオ・テレビ草創期や、1980年台の漫才ブームの仕掛け人としてのエピソードを振り返る内容だ。

 いずれも土曜の午前4時台の「明日へのことば」のコーナーで。「らじる★らじる」の聞き逃しサービスでも、放送終了直後から1週間、聞くことができる。

《『ラジオ深夜便』「大阪発・人気番組の仕掛け人が語る 戦後上方芸能史」》
●放送日時・内容=
 第1回 8月21日(土)午前4時台 ラジオの時代
 第2回 9月4日(土)午前4時台 テレビ草創期の現場
 第3回 9月18日(土)午前4時台 「てなもんや三度笠」ほか
●メディア=NHKラジオ第一、FM放送、らじる★らじる、radiko。
●出演=澤田隆治、聞き手:住田功一アンカー。
●サイト=
大阪放送局ブログ
https://www.nhk.or.jp/osaka-blog/shinyabin/453223.html
●聞き逃しサイト=『ラジオ深夜便』番組サイト
https://www4.nhk.or.jp/shinyabin/