7月10日(日)にベルカン主催の七夕祭が六甲台第1キャンパスで開催される。神戸大生限定で、3年ぶりに対面開催される七夕祭について、総責任者の石田紘俊さん(済・3)と副責任者の鬼村将吾(済・3)さんに話を聞いた。<島袋舜也、佐藤ちひろ、笠本菜々美>
(写真:インタビューに答える七夕祭総責任者の石田紘俊さん〈済・3〉【右】と副責任者の鬼村将吾〈済・3〉さん【左】)
7月10日(日)に六甲台第1キャンパスでベルカン主催の七夕祭が、神戸大生限定で、対面開催される。一昨年と昨年はオンラインでの開催だったため、対面での開催は3年ぶりとなる。
今回、ニュースネットは七夕祭総責任者の石田紘俊さん(済・3)と副責任者の鬼村将吾(済・3)さんに、七夕祭対面開催に向けての苦労や、今年の七夕祭の各企画の見どころなどを聞いた。
「思い描いていたような大学生活と違う」
記者)新型コロナの影響で、2020年、2021年と課外活動について様々な制限が課され、七夕祭も対面開催ができない状況でした。そのような状況についてどう感じていましたか。悔しさなどはありましたか。
石田)僕らは入学してから、一回も対面でのイベントを経験してなくて、やっぱり高校生の時に思い描いていたような大学生活と違うっていうところで悔しいという気持ちがありました。やっぱり僕が所属しているベルカンでも対面の時にはできていたことができていないっていうことに対して、結構何か制限がかかってるなっていう悔しさがあったというふうに考えてます。
対面開催にむけて2月から大学と交渉を重ねた
記者)七夕祭の対面開催に向けて、いつ頃から動き出したんですか。
石田)七夕祭の総責任者を選ぶ選挙がありまして、去年の11月に、私が立候補して、選んでいただいたって形なんですけど、そこから七夕祭開催に向けて、動き出しをしました。今年は対面でできるんじゃないかなっていう想定のもと、大学とも交渉していました。
記者)大学との交渉もそのくらいからですか。
石田)七夕祭の開催に向けて、大学と交渉をし始めたのが2月ぐらいです。その中で、現在大学に学外者の進入が禁止されているっていうところから、七夕祭でも来場者は神戸大生のみに限定しようという話になったり、あとはコロナの関係で、やっぱり食べ物の提供が厳しいんじゃないかなっていう話になったりしました。
「七夕祭を経験したことがない」
記者)開催に向けて、交渉や準備を重ねていく中で苦労した点はありましたか。
石田)1年生の時も2年生の時も参加者としても運営側としても七夕祭に参加したことがなかったので対面のイベントを運営するノウハウがないし、どうやって進めていけばいいかっていうところが分からなくて、一番大きく苦労したかなっていう風に思います。 僕らの1個上の、今の4年生の代の先輩が対面を経験しているので、その先輩方から対面開催のアドバイスをいただきました。あとは過去に残ってる記録とかを見ながら、ここはこうやったのかな。っていうのを考えながら進めています。また、運営の自分達が、七夕祭に来てくれた人に対してどこまで価値提供できる幅が増えるかっていうところに力を入れています。
今年の七夕祭の企画について
記者)今年の七夕祭で、例年と違った取り組みはありますか。
石田)今年の七夕祭で例年と違うところとしては「ラーメン祭」っていうのを行う予定で、大学周辺の地域のラーメン店と協力して、割引券を作って、配布します。七夕祭は神戸大生限定なんですけど、地域の人にも楽しんでもらえるような企画を提供じゃないかなっていうふうに考えてます。
石田)例年は浴衣美人コンテストっていうのを行ってたんですけど、今年はコンテスト形式を取りやめて、浴衣美人の方が頑張ってる姿を追うようなコンテストではなく、発表会のようなイメージで開催します。
記者)コンテスト形式をやめた理由は?
鬼村)順位をつけることに対して、他のミスコンで例年批判が出ているという状況があって。
石田)学校の方からもコンテスト形式についてご指摘をいただいていたので、発表会形式に切り替えようという判断になりました。
七夕祭の風物詩である六甲台本館のステンドグラス
記者)また、七夕祭といえば、ステンドグラスの装飾が名物ですよね。
石田)そうですね。模造紙を切り抜いて、そこに色付きのセロハンを貼って、それを当日、六甲台第1キャンパスの六甲台本館の窓に貼って、ライトアップします。そうすると、六甲台本館の窓がステンドグラスのように見えて、七夕祭の風物詩となっています。
(写真:ステンドグラス装飾の制作を行うベルカンのメンバー)
(写真:七夕祭当日の装飾の制作を行うベルカンのメンバー)
▼記事「浴衣企画やラーメン祭など 七夕祭のイベント発表」=https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/751cfa432c0df50e7ffbdcfeed871d8b
「当日のスタッフの人手が足りるか心配だった」
記者)七夕祭の開催発表と同時に当日スタッフの募集もアナウンスしていましたよね。
石田)例年は神戸大生ではない人からも当日スタッフで来ていただいたりするんですけど、今年は神戸大生に限って開催するので、神戸大生だけで当日のスタッフを賄わないといけないので、最初は集まるかなっていう心配はあったんですけど、なんとか皆さんのご協力のおかげで人手が足りそうだなっていう状況です。
「対面でのイベントが無かった分七夕祭を楽しんでほしい」
記者)最後に、七夕祭について神戸大生へメッセージをお願いします。
石田)今の1、2、3年生が全然、対面でのイベントを経験していないと思うので、今まで制限されて、できなかった分をこの七夕祭でもっと楽しんでほしいです。
▼記事「浴衣企画やラーメン祭など 七夕祭のイベント発表」=https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/751cfa432c0df50e7ffbdcfeed871d8b
《第17回神戸大学七夕祭》
●日時=2022年7月10日(日)16時~21時。
●対象=神戸大生のみ。
●主催=神戸大学ベルカン(神戸大学六甲台学生評議会、法・経済・経営学部ゼミ幹事会)。
●特設サイト=https://www.bel-kobe-tanabata2022.com/
●Twitterアカウント=https://twitter.com/kobe_tanabata
了
(写真:インタビューに答える七夕祭総責任者の石田紘俊さん〈済・3〉【右】と副責任者の鬼村将吾〈済・3〉さん【左】)
7月10日(日)に六甲台第1キャンパスでベルカン主催の七夕祭が、神戸大生限定で、対面開催される。一昨年と昨年はオンラインでの開催だったため、対面での開催は3年ぶりとなる。
今回、ニュースネットは七夕祭総責任者の石田紘俊さん(済・3)と副責任者の鬼村将吾(済・3)さんに、七夕祭対面開催に向けての苦労や、今年の七夕祭の各企画の見どころなどを聞いた。
「思い描いていたような大学生活と違う」
記者)新型コロナの影響で、2020年、2021年と課外活動について様々な制限が課され、七夕祭も対面開催ができない状況でした。そのような状況についてどう感じていましたか。悔しさなどはありましたか。
石田)僕らは入学してから、一回も対面でのイベントを経験してなくて、やっぱり高校生の時に思い描いていたような大学生活と違うっていうところで悔しいという気持ちがありました。やっぱり僕が所属しているベルカンでも対面の時にはできていたことができていないっていうことに対して、結構何か制限がかかってるなっていう悔しさがあったというふうに考えてます。
対面開催にむけて2月から大学と交渉を重ねた
記者)七夕祭の対面開催に向けて、いつ頃から動き出したんですか。
石田)七夕祭の総責任者を選ぶ選挙がありまして、去年の11月に、私が立候補して、選んでいただいたって形なんですけど、そこから七夕祭開催に向けて、動き出しをしました。今年は対面でできるんじゃないかなっていう想定のもと、大学とも交渉していました。
記者)大学との交渉もそのくらいからですか。
石田)七夕祭の開催に向けて、大学と交渉をし始めたのが2月ぐらいです。その中で、現在大学に学外者の進入が禁止されているっていうところから、七夕祭でも来場者は神戸大生のみに限定しようという話になったり、あとはコロナの関係で、やっぱり食べ物の提供が厳しいんじゃないかなっていう話になったりしました。
「七夕祭を経験したことがない」
記者)開催に向けて、交渉や準備を重ねていく中で苦労した点はありましたか。
石田)1年生の時も2年生の時も参加者としても運営側としても七夕祭に参加したことがなかったので対面のイベントを運営するノウハウがないし、どうやって進めていけばいいかっていうところが分からなくて、一番大きく苦労したかなっていう風に思います。 僕らの1個上の、今の4年生の代の先輩が対面を経験しているので、その先輩方から対面開催のアドバイスをいただきました。あとは過去に残ってる記録とかを見ながら、ここはこうやったのかな。っていうのを考えながら進めています。また、運営の自分達が、七夕祭に来てくれた人に対してどこまで価値提供できる幅が増えるかっていうところに力を入れています。
今年の七夕祭の企画について
記者)今年の七夕祭で、例年と違った取り組みはありますか。
石田)今年の七夕祭で例年と違うところとしては「ラーメン祭」っていうのを行う予定で、大学周辺の地域のラーメン店と協力して、割引券を作って、配布します。七夕祭は神戸大生限定なんですけど、地域の人にも楽しんでもらえるような企画を提供じゃないかなっていうふうに考えてます。
石田)例年は浴衣美人コンテストっていうのを行ってたんですけど、今年はコンテスト形式を取りやめて、浴衣美人の方が頑張ってる姿を追うようなコンテストではなく、発表会のようなイメージで開催します。
記者)コンテスト形式をやめた理由は?
鬼村)順位をつけることに対して、他のミスコンで例年批判が出ているという状況があって。
石田)学校の方からもコンテスト形式についてご指摘をいただいていたので、発表会形式に切り替えようという判断になりました。
七夕祭の風物詩である六甲台本館のステンドグラス
記者)また、七夕祭といえば、ステンドグラスの装飾が名物ですよね。
石田)そうですね。模造紙を切り抜いて、そこに色付きのセロハンを貼って、それを当日、六甲台第1キャンパスの六甲台本館の窓に貼って、ライトアップします。そうすると、六甲台本館の窓がステンドグラスのように見えて、七夕祭の風物詩となっています。
(写真:ステンドグラス装飾の制作を行うベルカンのメンバー)
(写真:七夕祭当日の装飾の制作を行うベルカンのメンバー)
▼記事「浴衣企画やラーメン祭など 七夕祭のイベント発表」=https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/751cfa432c0df50e7ffbdcfeed871d8b
「当日のスタッフの人手が足りるか心配だった」
記者)七夕祭の開催発表と同時に当日スタッフの募集もアナウンスしていましたよね。
石田)例年は神戸大生ではない人からも当日スタッフで来ていただいたりするんですけど、今年は神戸大生に限って開催するので、神戸大生だけで当日のスタッフを賄わないといけないので、最初は集まるかなっていう心配はあったんですけど、なんとか皆さんのご協力のおかげで人手が足りそうだなっていう状況です。
【当日スタッフ募集🎋】七夕祭当日にスタッフとしてお手伝いしてくださる方を募集しています🐳3年振りの対面開催を支えるスタッフとして、私たちと一緒に最高の思い出を作りませんか?💫当日スタッフのための貸切ステンドグラス点灯式もございます🫶詳しくは、下の画像よりご覧ください✅ pic.twitter.com/YO6TBUCAfe
— 第17回 神戸大学七夕祭 (@kobe_tanabata) May 30, 2022
「対面でのイベントが無かった分七夕祭を楽しんでほしい」
記者)最後に、七夕祭について神戸大生へメッセージをお願いします。
石田)今の1、2、3年生が全然、対面でのイベントを経験していないと思うので、今まで制限されて、できなかった分をこの七夕祭でもっと楽しんでほしいです。
▼記事「浴衣企画やラーメン祭など 七夕祭のイベント発表」=https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/751cfa432c0df50e7ffbdcfeed871d8b
《第17回神戸大学七夕祭》
●日時=2022年7月10日(日)16時~21時。
●対象=神戸大生のみ。
●主催=神戸大学ベルカン(神戸大学六甲台学生評議会、法・経済・経営学部ゼミ幹事会)。
●特設サイト=https://www.bel-kobe-tanabata2022.com/
●Twitterアカウント=https://twitter.com/kobe_tanabata
了