第72回三大学対抗陸上競技大会(旧三商大戦)が中止となり、7月16日、神戸大と大公大による二大学記録会が、金岡公園陸上競技場で開催された。一橋大の陸上部内で新型コロナウイルス感染者が発生したことが中止の理由だ。神戸大は、対校戦11種目、に出場し、8種目で1位を取った。<久保田一輝・塚本光>
(写真:デッドヒートとなった1500m)
7月15日、一橋大の陸上部内で新型コロナウイルス感染者が複数発生したことにより、第72回三大学対抗陸上競技大会(旧三商大戦)の中止が発表された。
代わりに、7月16日、神戸大と大公大による二大学記録会が、金岡公園陸上競技場で開催され、対校戦種目とオープン種目が行われた。
オープン種目には、和歌大、大阪大、兵県大、津田塾大、京工大の選手も参加した。
以下は対校戦種目の結果。
男子110mハードル
上田陽介が15秒21で1位となった。
男子やり投
木子雄斗が43m13で1位、矢野大輔が34m69で3位となった。
男子400m
渡邊拓海が49秒83で1位、後藤弘太郎が50秒62で2位となった。
走高跳
三島泰樹は記録なしとなった。
男子5000m
佐々木太一が15分33秒78で1位、則岡颯太が15分41秒42で2位となった。
砲丸投
高見哉多が8m31で2位となった。
走幅跳
前村土温が6m65で2位、高見哉多が6m12で3位となった。
100m
増田圭紀が10秒79で1位、森脇寛太が11秒04で2位となった。
(写真:会場からどよめきが上がった100m)
棒高跳
高見哉多が3m50で1位となった。
1500m
篠原直生が3分59秒47で1位、小原悠平が4分11秒77で3位となった。
円盤投
矢野大輔が35m92で1位、高見哉多が24m43で2位となった。
(写真:円盤投げの様子)
4×200mリレー
増田圭紀、森脇寛太、上田陽介、幡中涼太が出場し、1分27秒37で1位となった。
また、神戸大のOBによる4×100mリレーも行われ、53秒03のタイムに観客からはどよめきが起こった。
女子4×200mリレーは、神戸大と大公大の一機打ちとなった。序盤は神戸大がリードしていたものの、後半に追い抜かれて1分47秒01で敗れてしまった。
男子4×200mリレー(オープン)は、神戸大と兵県大の兵庫県勢対決。兵県大の2チームにワンツーフィニッシュを許す結果となった。
記録会終了後、高見主将は、「一橋大とは、事前の戦力分析で、ほとんど並ぶくらいだったので、それを覆して勝ちに行こうと言ってた。なので、ちょっと気が緩んでしまったところはあった。特に久しぶりだったので。1年生にとっては、自己ベスト出したり、上位に行けるようなタイムだったり、今後に向けて若い力が伸びてきているので、戦力や実力が測れてよかった。自分としては、1週間前に十種競技の影響で、体力的に戻ってなかった。その中でも、1種目ベスト更新できたので、よかった。」と語った。
(写真:記録会を見つめる観客)
記録会は、有観客で行われ、OB・OGが多く駆けつけていた。
了
(写真:デッドヒートとなった1500m)
7月15日、一橋大の陸上部内で新型コロナウイルス感染者が複数発生したことにより、第72回三大学対抗陸上競技大会(旧三商大戦)の中止が発表された。
代わりに、7月16日、神戸大と大公大による二大学記録会が、金岡公園陸上競技場で開催され、対校戦種目とオープン種目が行われた。
オープン種目には、和歌大、大阪大、兵県大、津田塾大、京工大の選手も参加した。
以下は対校戦種目の結果。
男子110mハードル
上田陽介が15秒21で1位となった。
男子やり投
木子雄斗が43m13で1位、矢野大輔が34m69で3位となった。
男子400m
渡邊拓海が49秒83で1位、後藤弘太郎が50秒62で2位となった。
走高跳
三島泰樹は記録なしとなった。
男子5000m
佐々木太一が15分33秒78で1位、則岡颯太が15分41秒42で2位となった。
砲丸投
高見哉多が8m31で2位となった。
走幅跳
前村土温が6m65で2位、高見哉多が6m12で3位となった。
100m
増田圭紀が10秒79で1位、森脇寛太が11秒04で2位となった。
(写真:会場からどよめきが上がった100m)
棒高跳
高見哉多が3m50で1位となった。
1500m
篠原直生が3分59秒47で1位、小原悠平が4分11秒77で3位となった。
円盤投
矢野大輔が35m92で1位、高見哉多が24m43で2位となった。
(写真:円盤投げの様子)
4×200mリレー
増田圭紀、森脇寛太、上田陽介、幡中涼太が出場し、1分27秒37で1位となった。
また、神戸大のOBによる4×100mリレーも行われ、53秒03のタイムに観客からはどよめきが起こった。
女子4×200mリレーは、神戸大と大公大の一機打ちとなった。序盤は神戸大がリードしていたものの、後半に追い抜かれて1分47秒01で敗れてしまった。
男子4×200mリレー(オープン)は、神戸大と兵県大の兵庫県勢対決。兵県大の2チームにワンツーフィニッシュを許す結果となった。
記録会終了後、高見主将は、「一橋大とは、事前の戦力分析で、ほとんど並ぶくらいだったので、それを覆して勝ちに行こうと言ってた。なので、ちょっと気が緩んでしまったところはあった。特に久しぶりだったので。1年生にとっては、自己ベスト出したり、上位に行けるようなタイムだったり、今後に向けて若い力が伸びてきているので、戦力や実力が測れてよかった。自分としては、1週間前に十種競技の影響で、体力的に戻ってなかった。その中でも、1種目ベスト更新できたので、よかった。」と語った。
(写真:記録会を見つめる観客)
記録会は、有観客で行われ、OB・OGが多く駆けつけていた。
了