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「悔しいが、やり切った」 レイバンズ中谷主将

2019-11-24 18:21:19 | ニュース
 甲子園ボウル出場を決めるアメリカンフットボール全日本大学選手権・西日本代表校決定戦の準決勝で、関学に敗れたアメリカンフットボール部レイバンズの中谷建司主将(法・4年)は、「チーム内のミスが続いたことが敗因だと思う」と試合を振り返り、日本一になれなかったのは悔しいが、やり切ったと思う」と、目を潤ませながら語った。


(写真:試合後、記者の質問に答える中谷建司主将。 2019年11月24日午後、吹田市の万博記念競技場で)

 試合後、記者に囲まれた中谷主将は、「勝ちに行くつもりで戦った。前半は難しかったが、ミスをおそれず次のプレーをすることを心がけた。関学の強さ自体はリーグ戦の時と差は感じなかったが、チーム内のミスが続いたことが敗因だと思う」と、試合を振り返った。

 今季、「甲子園ボウル」進出をかけた全日本大学選手権の西日本代表校決定トーナメントに初出場したことについては、「レイバンズの歴史を変えようと頑張った。日本一になれなかったのは悔しいが、やり切ったと思う」と、少し目を潤ませながら語った。
 また、「後輩に後を託したい。4年生は厳しく言うこともあったけど、ついてきてくれた後輩たちに感謝している。これからは日本一を当たり前に目指せるチームにして欲しい。これからもサポートします」と、後輩に労いのことばをかけた。

 多くの学生、卒業生、応援団がスタンドに駆けつけたことについては、「まだまだアメフトは知名度低いけど、たくさん(の人が)来てくれてうれしい」と感謝のことばを述べ、大学生は他の部活に興味無いかもしれないけど、レイバンズに興味持って貰えるようにこれからもがんばりたい」と答えた。



よくやったレイバンズ! “赤い”声援がこだましたスタンド

2019-11-24 17:29:02 | ニュース
 レイバンズOB有志が呼びかけた、「#神戸大のスタンドに1万人 」キャンペーンの後押しもあって、11月24日、大阪・万博記念競技場で行われたアメフト全日本大学選手権・西日本代表校決定戦準決勝のスタンドには、多くの学生、卒業生が駆けつけ、熱い声援を送った。


(写真:第4Q、神戸大の得点に喜ぶ応援スタンド)

 観客はみなチームカラーの「赤色」のシャツやキャップ、タオルを身につけて応援。応援団やレイバンズチアらの掛け声に合わせた、“赤い”大声援が万博記念競技場にこだました。
 第4クウォーター、ロングパスが成功すると、観客席は総立ちに。さらに#34東瀬のタッチダウンが成功すると、赤一色の応援席はハイタッチをしたり、手を取り合ったりしながら喜びあった。

 赤いトレーナーを身につけ応援に駆けつけた選手の関係者たちも、「息子はメンバーに恵まれていたと思う。たくさんのOB、OGの方に支えられて頑張っていた」(中谷主将のお母さん)、「惜しいプレーも多かったけれど、全国という初の舞台に進出してくれて、夢をもらえた」(4年生、岸選手のお母さん)と、息子たちの活躍に晴れ晴れとした表情。

 レイバンズ後援会の古賀貢会長は、 「選手たちの成長を実感できた。1度は(2017年度は)2部リーグに転落することもあったけど、そこから3年で全日本出場は快挙だ」と、選手たちの活躍を称えた。

「#神戸大のスタンドに1万人」キャンペーンを企画した、レイバンズOBの関藤智明さん(1993年・教育卒)の話。「応援団、大学広報、レイバンズ後援会、レイバンズファンクラブ、そして保護者の方々と多くの方にご協力いただいた。実際の観客数は聞いていないが、関学よりも多かったのではないかという声も聞いたので、実施して良かった。私の現役時代にはフィールド内で地響きを感じるような声援をもらった経験がある。学生のみなさんは試験期間中ということであまり観戦に来られなかったのではないかと思うが、来年以降は今回のノウハウを活かして、さらにブラッシュアップさせたい」。



(写真:「打倒関学」の声援を呼びかける応援団)


 

 

レイバンズ7-26で関学に敗退  甲子園ボウルへの道、惜しくも絶たれる

2019-11-24 16:03:54 | ニュース
 11月24日、大阪・万博記念競技場で行われた、甲子園ボウル出場を決めるアメリカンフットボール全日本大学選手権・西日本代表校決定戦の準決勝で、神戸大レイバンズは7-26で関学ファイターズに敗退。甲子園ボウルへの道は絶たれた。応援席からは、今季健闘したレイバンズに惜しみない拍手が送られた。<綿貫由希、長谷川雅也>


(写真:試合終了後、応援席に深々と頭を下げるレイバンズ 2019年11月24日午後、吹田市の万博記念競技場で)

 試合は序盤から関学に圧倒される展開に。第1Q開始3分、関学#21三宅にTDを決められ先制点を許すと、同Q残り39秒でも再び#21三宅にタッチダウンを奪われて0-13。第2Qでも関学#11大村のランでさらに6失点。続く神戸大の攻撃、#81岡庭へのパスが成功し、自陣42ydsまで前進するものの、関学に阻まれ得点ならず。0-19で前半を折り返した。

 ハーフタイム後、第3Qでも関学ペースの試合展開が続く。3Q半ば、着々とFDを決め48ydsまで迫ってきた関学を神戸大#99岸が壁となって食い止めるも、その後ロングパスでゴール前まで運ばれパスタッチダウンを許す。関学に0-26とさらに点差を広げられたまま反撃ならず3Qが終了。

 迎えた最終第4Q、もう後がない神戸大はここから果敢な攻めをみせる。4Q残り11分、神戸大#98小林が走ってギャンブル成功、自陣45ydsまで進む。さらに#19是澤から#27森分へ52ydsのロングパスが成功し、自陣から一気にゴール前2ydsへと迫ると、最後は#34東瀬の中央ランでタッチダウン成功し、#11中谷のキックも成功。


(写真:第4Q、#19是澤から#27森分へ52ydsのロングパスが成功)

 しかしこれが神戸大の今試合唯一の得点となった。残り3分、神戸大は#1品田へのロングパスを成功し一気にゴール前10ydsまで迫るが、ここは惜しくもTDならず。
 その後ギャンブル失敗しターンオーバーで攻守交替、関学がゆっくりと時間をかけた攻撃で時計を進め、そのまま試合終了。

 神戸大は7-26で関学に敗退、悔しくもアメフト関西学生リーグでの雪辱を果たすことはできなかった。

 試合後、レイバンズの選手たちは、応援席に向かって「1年間応援ありがとうございました」と深々と一礼し、ピッチを去っていった。感情がこみ上げて泣き出す選手の姿も。悔しさからか、選手控え室でも涙する選手が多く見られた。



震災25年を室崎名誉教授と振り返る 12月2日三宮で

2019-11-22 09:23:04 | ニュース(告知)
12月2日(月)18時30分から、室崎益輝神戸大名誉教授・兵庫県立大防災社会政策研究科科長を招いて、神戸大学持続的災害支援プロジェクト「Konti(コンティ)」の講演会が神戸市勤労会館で開催される。神戸の阪神淡路大震災後の25年の歩みと社会のこれからを考える。



《Konti meets 1.17》
●日時=2019年12月2日(月)18:30〜20:30。
●入場料=資料代として1000円(学生500円)。
●場所=神戸市勤労会館 403室(神戸市中央区雲井通5-2-1、https://www.kobe-kinrou.jp/shisetsu/kinroukaikan/ )。
地図] 。
●アクセス=JR「三ノ宮」駅、阪神・阪急「神戸三宮」駅。地下鉄「三宮」下車、北へ徒歩約5分。
●講師=室崎益輝(むろさき・よしてる)兵庫県立大防災社会政策研究科科長・教授、神戸大名誉教授。
●スケジュール=
 18:00 開場
 18:30 オープニング
 18:35 ゲストレクチャー
 19:35 質疑応答
 19:50 ディスカッション-この場所の育てかた-
 20:20 ゲスト講評
 20:30 閉会
●申し込み=https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeIndMgdNcpWG5WMHzz3XhLmVOWPZ6Koipi4LipQeCg36yiSw/viewform
●公式ツイッター=@kobekonti




マンション火災 36系統バスが約3時間迂回

2019-11-20 11:54:11 | ニュース
 神戸市交通局石屋川営業所によると、けさ(11月20日)六甲登山口付近のマンションで発生した火災で、通行規制が行われたため、36系統と26系統のバスが迂回して運行した。影響は始発の6時35分ごろから出て、下りは9時、上りは9時32分に規制が解除され、10時前には順次平常ルートの運行に戻ったと、同営業所は話している。

 36系統は、六甲登山口から高羽交差点、神大国際文化学研究科前、鶴甲2丁目方向に迂回した。このため、神大文理農学部前、神大本部工学部前、神大正門前、神大人間発達環境学研究科前を利用する学生、教職員に影響が出た。

 神戸市交通局石屋川営業所は、「ご利用の皆様にはご迷惑をおかけしました」と話している。

 火災現場は、六甲登山口から80メートルほど坂を上った西側のマンション。


(写真:マンション4階部分にすすの跡が残る。神戸市灘区篠原北町1丁目で。2019年11月20日11:36撮影)