神戸大学メディア研ウェブログ

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ミスターキャンパスROKKO 初代グランプリは佐藤冬倭さん

2019-11-12 19:48:39 | ニュース
 11月9日(土)に六甲台講堂で「ミスターキャンパスROKKO」が開催された。グランプリには佐藤冬倭(理・4)さん、準グランプリは大田開(経営・3)さんが選ばれた。


(写真:ミスターキャンパスROKKOファイナリストの5人。左からNo.1佐藤冬倭さん、No.2鈴田泰久さん、No.3大田開さん、No.4飯岡飛翔さん、No.5西村若葉さん。 2019年11月9日午後、出光佐三記念六甲台講堂で)

 ミスターキャンパスROKKOは今回が初の試み。ステージでは自己PRなどが行われ最後に観客の投票でグランプリを選んだ。
 「胸キュン シチュエーション」は特別ゲストにMs. Campus KOBE 2017 ファイナリストの豊成春子(発達・4)さん、同じく2018ファイナリストの水田萌(経済・4)さんを迎え、5人は場面設定の中で胸キュンの場面を競った。
 エントリーNo.1の佐藤さんは豊成さんと漫才のような掛け合いを披露し、会場の笑いを誘っていた。


(写真:胸キュンの場面設定を演じる豊成春子さん=左=と佐藤冬倭さん。)

《ミスターキャンパスROKKO ファイナリスト》
 エントリーNo.1 佐藤冬倭(さとう・とうい)さん(理・4年)
 エントリーNo.2 鈴田泰久(すずた・やすひさ)さん(経営・3)
 エントリーNo.3 大田開(おおた・かい)さん(経営・3)
 エントリーNo.4 飯岡飛翔(いいおか・ひしょう)さん(経済・4)
 エントリーNo.5 西村若葉(にしむら・わかば)さん(経済・3)

 明るい雰囲気だった会場は、結果発表の時を迎え緊張に包まれた。
 司会の六甲祭実行委員からまず準グランプリの大田さんの名前がコールされると、大田さんは照れた様子で「ありがとうございます。」と賞状を受け取った。
 そしてグランプリに佐藤さんが選ばれると、驚いた様子で、「第1回がこんなんで(お笑い路線)大丈夫ですか?」と言いつつ、「また来年からもあると思うのでよろしくお願いします。本当にありがとうございました。全員に拍手を!」と最後まで場を盛り上げていた。


(写真:栄えある初代グランプリに選ばれ賞状を受け取る佐藤冬倭さん。)

《ミスターキャンパスROKKO 最終結果》
▽グランプリ 
 佐藤冬倭(さとう・とうい)さん(理・4年)
▽準グランプリ 
 大田開(おおた・かい)さん(経営・3)

▽ミスターキャンパスROKKO公式Twitterアカウント=@MrCamROKKO



Ms. Campus KOBE2019 グランプリは秦萌さん

2019-11-12 17:31:40 | ニュース
 六甲祭初日の11月9日、「Ms. Campus KOBE2019」の最終結果が六甲台グラウンドのメインステージで発表された。グランプリには秦萌さん(国文・4年)、準グランプリは山中子々さん(保健学科・3年)が選ばれた。<長谷川雅也、前田万亜矢>

 Ms. Campus KOBEは2011年から開催されている神戸大のミスコンテストで、毎年六甲祭のメインステージでグランプリが発表される。
 今年度のファイナリストは次の5人で、この日ステージで最終結果を待った。

《Ms. Campus KOBEファイナリスト》
 エントリーNo.1 井元音美(いもと・おとみ)さん(海事・2年)
 エントリーNo.2 秦萌(はた・めぐみ)さん (国文・4年)
 エントリーNo.3 山中子々(やまなか・ここ)さん(保健学科・3年)
 エントリーNo.4 樽井郁香(たるい・ふみか)さん (理学研究科・修士1年)
 エントリーNo.5 高橋朋美(たかはし・ともみ)さん(済・4)


(写真:ウエディングドレスで登場したMs. Campus KOBEファイナリストの5人。左から井本音美さん、秦萌さん、山中子々さん、樽井郁香さん、高橋朋美さん。2019年11月9日午後、六甲台グラウンドで)
 
 グランプリ発表を前に、ファイナリストはウエディングドレスを着て登場。緊張感が高まるなか、去年の優勝者・橋本和花子さんからグランプリの発表が行われた。
投票の結果は、Ms. Campus KOBEグランプリは秦萌さん、準グランプリが山中子々さんとコールされると、秦さんは驚きで口元を手で覆い、そしてすぐに喜びの表情に。


(写真=グランプリの秦萌さん)


(写真=喜びの涙を流す準グランプリの山中子々さん)

 グランプリの秦萌さんは、「ここまで応援ありがとうございました。まだ信じられなくて、言葉にできないです。支えてくれたスタッフ、友達、フォロワーの皆さん、そしていちばん近くで見守ってくれた家族、本当にありがとうございました」と、喜びと感謝の言葉を述べた。
 準グランプリの山中子々さんは、「私は、ちょっとした人の言葉に傷つき、泣いたこともありましたが、こういうかたちで(準グランプリをとって)お返しができてホッとしています。」と喜びの涙を流しながら語った。

《Ms. Campus KOBE 2019 最終結果》
グランプリ
 エントリーNo.2 秦萌
準グランプリ
 エントリーNo.3 山中子々

特別協賛賞
 エントリーNo.2 秦萌
クライアント賞
 ウスイ賞
  エントリーNo.4 樽井郁香
 フリースピリッツ賞
  エントリーNo.1 井元音美
 ミスリゼクリニック賞
  エントリーNo.3 山中子々
 神戸フランツ賞
  エントリーNo.2 秦萌
 神戸モリ―ママ賞
  エントリーNo.5 高橋朋美

▽Ms. Campus KOBE公式サイト=https://misscolle.com/kobe2019


(写真=去年の優勝者の橋本和花子さん(左=済・3年)から花束を授与される2019グランプリの秦萌さん)


六甲祭「お笑いグランプリ2019」 優勝はイヌイット

2019-11-12 16:53:55 | ニュース
 大勢の来場者で賑わう六甲祭で、「神大お笑いグランプリ2019」が開催され、工学部3年と海事科学部2年のコンビ「イヌイット」が優勝。理学部4年と経営学部4年のコンビ「スラローム」が準優勝。審査員特別賞は三人組の「おとそ」だった。<中島星翔、前田万亜矢>>


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」に入賞した3組。左から準優勝の「スラローム」、優勝した「イヌイット」、審査員特別賞の三人組「おとそ」 2019年11月9日午後、出光佐三記念六甲台講堂で)

 今年も学内から出場者を募り、「おとそ」、「スラローム」、「タケノコノコギリ」、「イヌイット」、「エドウィンダン」、「シーダーズ」、「ピーモン族」、「粉みかん」の計8組のコンビ・トリオが出場し、歴史ある六甲台講堂のステージに登場した。

 11月9日の午前、六甲台講堂に登場した8組が、それぞれ個性的なネタで観客の笑いを誘うなか、優勝したのは「イヌイット」。
 「イヌイット」は工学部3年の大橋誠五さんと、海事科学部2年の振角佳尚さんのコンビ。大橋さんは「3年目の出場で、今年こそは優勝したいと思っていました。」とメディア研の取材に応えた。振角さんは「来年は、乗船実習があり出場することができないので、今年が最後だと思い、出場しました。」と語った。2人とも混声合唱団エルデに所属していて、コンビを組んだという。


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」で優勝した「イヌイット」の喜びのポーズ)

 惜しくも準優勝となったのは「スラローム」。理学部4年の谷口大悟さんと経営学部4年の澤井耀平さんのコンビ。澤井さんは「1年生のときに優勝したものの、そのあと結果を出せずにいた。最後になる今年こそは優勝するぞと思っていましが、後輩に優勝をかっさわれましたね」と悔しそう。というのも、「スラローム」の2人も混声合唱団エルデ所属で、「イヌイット」とは先輩後輩関係。谷口さんは「ネタは僕が考えています」と語り、「2人で考えたら優勝やったのにな!」と澤井さん。笑いを交えながらこたえてくれた。


(写真:「神大お笑いグランプリ2019」で不思議なポーズをとる準優勝の「スラローム」)

 審査員特別賞は三人組の「おとそ」。賞状を授与される際、あえてコメントを述べないというシュールな笑いで場を盛り上げた。

 会場に足を運んだ神戸大院生の大川航平さんは「レベルが高くて面白かったです。特に面白かったのはイヌイットと、小さい彼女のピーモン族です。世界観が面白かったです」と笑顔で話した。神戸大の見学も兼ねて友達と六甲祭に来ていた中学3年生の田辺諒二さんは、「それぞれ個性的で面白かった。おとそとピーモン族が特に好きだった」と話し、六甲祭を楽しめた様子だった。



六甲祭で震災直後の神戸大を語る 津久井弁護士らトークセッション

2019-11-12 01:29:32 | 阪神・淡路大震災
 11月10日午後、神戸大六甲祭の会場で、阪神・淡路大震災25年のトークセッション「あの日、何があったのか」が行われた。弁護士・津久井進さん(1993年・法卒)は震災直後に神戸大に駆けつけて学生震災救援隊のボランティア活動を行った体験を、ニュースネット委員会初代編集長だった里田明美さん(1996年・自然科学研究科修了)は学生・教職員44人の「追悼手記」を学内新聞に掲載した思いを語った。


(写真:大教室の片隅で行われたトークセッションだったが、熱心な来場者が席を埋めた。 2019年11月10日午後、神戸大六甲台本館206教室で)

 六甲祭2日目の10日に開催されたトークセッションは、六甲台本館206教室に震災直後の神戸大にかかわりのあった神戸大OBを招き、当時の貴重な写真や資料とともに「あの日」を振り返った。
 会場には学生や市民が訪れ、混乱した震災当時の大学周辺の様子を追体験。阪神・淡路大震災を体験したことのない学生たちは、震災の渦中にいた2人の実体験に、ときおりうなずきながら熱心に聞きいっていた。


(写真:日弁連の災害復興支援委員会委員長を務める弁護士の津久井進さんは、神戸大震災救援隊でのボランティア活動を振り返った。)

 13時からは日弁連の災害復興支援委員会委員長を務める弁護士の津久井さんがゲスト席に。
 1995年1月17日午前5時46分の地震発生時は、埼玉県の司法修習生の寮にいて震度1の揺れには気づかず、神戸出身の仲間からニュースを知らされたという。
 津久井さんは、裁判官や弁護士として社会に出る直前の寮生たちに、神戸へのボランティアを呼びかけ、その取りまとめ役をした経験や、発足したばかりの母校・神戸大の学生震災救援隊の薪割りチームに加わった体験を、時にユーモアを交えながら語った。
 学生時代、法律相談部で活動した経験から、被災者の暮らしの相談にも耳を傾けた津久井さん。神戸大の避難所で知り合った女性の死や、火災で焼けた新長田のカレー店の店主との再会。法や制度の狭間で、悩み苦しんだ被災者の思いに触れながら、自然災害の実相の一面を振り返った。


(写真:中国新聞の里田明美さんは、震災当日の大学周辺での体験を克明に語った。)

 15時からは、中国新聞に記者として入社、現在は地域ビジネス局に勤務する里田さんが登壇。修士課程1年だった1995年1月17日は、灘区高羽町のアパート1階で大きな縦揺れ、その後横揺れを感じ、外に飛び出したという。
 高羽小学校にいったん立ち寄り、公衆電話に1時間近く並んで広島の実家に無事を伝えたことや、研究室に集まった仲間の学生の様子を克明に証言した。
 先輩のマンションに身を寄せた当日夜は余震で眠れず、2日後に大阪・堺の友人宅に避難しても、神戸の街を行き交っていたサイレンの音が耳から離れなかったと語った。
 里田さんは、創刊当時のニュースネット紙が伝えた国際文化学部体育館の避難所の記事や、震災1年後に学生・教職員44人の「追悼手記」を掲載した紙面を示しながら、震災後の学内の様子を説明。
 ニュースネット委員会を立ち上げて震災報道を続けた思いの原点に、自然科学研究科の仲間の死があったことを里田さんは静かに語りかけた。


(写真:コーディネイターはNHKアナウンサーの住田功一さん=写真左、1983年経営卒=。たまたま神戸に帰省していて灘区鶴甲の実家で被災。大学周辺での震災体験を語りながら進行した。)

 大教室の片隅で行われたトークセッションだったが、いずれの回も20人前後の来場者が席を埋めた。
 トークセッションを聞いた、理学研究科1年生の木村太佑さんは「震災の支援内容が物資的なものから、精神的なものまであるんだと感心しました。震災の話を聞けて良かったです」と興味深そうに語った。
大阪から来た新井恵三さん(34)は「実際に体験した話を聞くと実感がわいて、ニュースだけじゃわからないことが多いと気づきました。自分だったらどう動くんだろうと考えるきっかけになりました」と話した。

《阪神・淡路大震災25年「あの日、何があったのか」》
●主催=
 神戸大メディア研
●後援=
 神戸大学学生震災救援隊
 神戸大学ニュースネット委員会
 神戸大学東北ボランティアバスプロジェクト
 神戸大学持続可能災害支援プロジェクト Konti
 灘地域活動センター(N.A.C.)