猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

葬儀の在り方

2021年06月05日 | 自分史

葬儀を知らせると『呼ばれたからには行かないと』という気持ちになります

私は葬式はできるだけ簡素に直葬にしてほしいと考える

現世を生きている人の時間を煩わすのは嫌です

そーっとこの世からおいとましたい

今年4月4日に95歳で亡くなられた橋田壽賀子さん

昨日は雨ふりなの読書の日「渡る世間は鬼千匹」を読んで

なんてピュアな人間らしい方だと共感し終活葬儀の在り方の考えを調べてみました

 

「葬式や偲ぶ会はせず、死んだことを誰にも知らせないでほしい」と終活ノートに記していたという

自然に知られるのを望んでいたようです

先生は『生まれたときもひとり、死ぬときもひとり』が口癖で、『告別式やお別れの会を開くと、義理で来る人もいるかもしれない。それは嫌。悲しいと思ってくれる人は心の中で見送ってくれればいい』とも仰っていた。その一方で自分が死んだ後に周りが困らないように遺言書を書き、それを定期的に見直していました」

(ポストセブンより)

今なら「コロナ禍なので家族葬で済ませました」と言える

コロナ禍の家族葬なら『なぜ呼ばなかったのか』と知人らが疑問を抱く可能性も少ない

交友関係・社会的地位に囚われない自分の意思を貫くことは中々難しい

葬儀は残されたものが常識ある人間との世間の評価の為のような気がする

「最後位好きにさせて」と言いたい

全く同じ考えの橋田壽賀子さんです

「渡る世間は鬼千匹は」自分の人生を重ねて記憶が走馬灯のように蘇る

そんな本です

本当に書くことが好きなんだなと思いました

好きこそ物の上手なれ

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする