この素晴らしき世界 奥野敦士
昨日に続きips細胞による再生治療の話題から記憶に蘇った奥野さん
ROGUE(ろーぐ)というバンドを結成解散後仕事先で落下事故にあい半身不随になった
細かい経歴を知りたい方はぐぐってみてね
奥野さんが教えてくれたこと
「生きる事って楽しい。一度どん底に落ちたから余計そう思うよね」
ボーカルにとって歌えない事は死ぬより辛い
リハビリで声を出してみたら声がでない
初めてボロ泣き
腹筋が使えないから全然声が出ない音程もとれない
どん底
先生が「腹を押せば声が出るんだよ」と教えられシートベルトでぎゅっと締め腹筋をコントロールすることで歌えるようになった
「なんだ!やればできるじゃん」とポジティブに切り替わったそうです
「最後に歌が残ってよかった」
腹から声は出ないけど心から声は出せるようになった
だから本当の気持ちが出る
それがメッセージ
どんな苦難も方法や可能性を見つけてほしいと言う
メンバーも変わった
解散後奥野さんが大っ嫌いになったという香川さん
たった一回行ったお見舞いも後悔したという
可愛そうにと思う感情が湧いてしまうこと自体不自然で嫌いのままの対象でいてほしかった
そう語る香川さんは優しい人だと思う
今までは自分のためだけにやってきた
奥野を見てなんとかしなきゃいけない
誰かの為にという気持ちになったそうです
「大人になったね」と苦笑してました
ここには仲間の絆があります
苦難を乗り越えて初めて手にできるものがあります
それは宝物
災い転じて福となる
人生だな