猫の目

◎5匹の猫を見送り30年の猫の居る生活に幕が下りましたが
まさかの展開で又猫の居る暮らし復活!

伝える言葉

2021年07月24日 | 自分史

「あずかりやさん」を読んでから又読書に火が付いた

最近ではどうもすぐに睡魔に襲われ中々前に進まないが・・

スムーズに事が運ばなくなった昨今

意識にも変化が・・

「時間はたっぷりある。ゆっくり進めばいい」

そんなスローライフを楽しめるようになった

がむしゃらに動き続けた時間に追われる半生とは違い

今は時間を大切に生きている感じがする

 

読書の魅力は言葉の力

読み進むうち何度が心に響く言葉に巡り合える

それは確信であったり背中を押されたり新しい発見であったりする

歌の歌詞も心に突き刺さり涙がこぼれたりする

自分がうまく表現できないものをちゃんと言葉にできるって凄いと思う

その瞬間

「自分だけではないという」安堵感

理解してもらえたような安心感に包まれる

最近ドキッとしたのが

中島みゆきさんの「誕生」

♪ひとりでも私は生きられるけど

でも誰かとならば人生ははるかに違う

強気で強気で生きてる人ほど

ささいなさみしさでつまづくものよ

私は甘え下手な結婚不適合者だと思っている(失敗してます)

 

捨てられた子は誰も頼らなくなる

愛情を受けない子は甘え方を知らない

 

ひとりで生きていく強さは持ち合わせていたと思う

夕べに何処からかカレーの匂いが漂ってくる

其処には家族団らんがあるだろう

その瞬間言いようのない寂しさが襲う

平凡な温かい家庭に恵まれなかったなら自分で作ればいい

ひとりで生きたいという思いと誰かに寄り添いたい思いが交差する

私の後悔の出来事にはいつも「寂しさ」があった

波乱万丈な人生だった

そして「寂しさ」に負けない自分が出来あがった

 

 

 

 


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