知り合いから迷いネコを引き取ってくれないかと託されたのがおよそ生後半年の黒猫くう
一歳の時ただ一度の脱走で妊娠した(;´∀`)
おばか飼い主は妊娠に気がつかず「くう太ったね」とお腹をなでると「動いた!」と初めて妊娠を認識した(;´∀`)
2004年6匹の子猫を産んだくう
4匹は里親さんに引き取られにっちもとさっちもはくうの元に残った
去勢手術を受けた以外ほとんど病院のお世話にはならなかった
甘えん坊でいつも私の仕事帰りをベランダで待っていた
外の世界を知らずに一生を終えた
静かに衰えていった19年
それはあまりにもそっと気づかずに細胞は衰えていった
気づけば高齢猫
私だって同じです
くうの方が先に老いて朽ちるを経験しただけです
生まれた時から死に向かっている
正にその通りだがいつも死を意識して生きるのは中々難しい
若い頃は老いも死も意識せず今がずっと続くと思い込んでいた
くうは幸せだったろうか?
私は幸せだった
猫は人を幸せにする
本当に愛おしい可愛い子だった
くうの代わりは居ない・・
もしも願いが叶うなら
もう一度この胸に抱きたい
一緒に眠りたい
一緒に人生終われたらよかったなぁ