久しぶりに手に汗握る攻防戦・・・あ、火花も散ってたな。
相手は某中古車売買営業マン。そう、今日の俺は顧客の立場。
2人の愛するセカンドカーを手放す日である。
無知なままでは全てが相手のぺース。昨夜事前に下取り車種の相場を下調べ。
案外安いもんだね・・・。
担当は同じ年頃かな。さわやかな笑顔と「たわいもない」世間話。
でも、これって大切なんだよね・・・即商談に入る人、たまにいるんだよな。
そんな世間話にさりげなく、いろんな質問が織り交ぜられる。
職業から趣味から・・・そして他社情報の収集、希望価格やら・・・
肝心な質問へは、はぐらかす答えで腹はまだ見せない。探り合いって展開。
申し訳ないけど、他社の条件もチラつかせながらも、条件次第では即商談成立の
姿勢も何気なくかもし出す。
1回目の提示。はっきりではなく曖昧な表現だったけど、まあ相場どおり。
でも、曖昧だから分かりやすい。相手が商談の落としどころが手探り状態なのが。
攻防戦も終盤、こちらは全く希望値を話さず、でも、お互いの腹も見えてきた頃合
に、待ってました♪相手から仕掛け。これを待つ事約1時間。
「では・・・この値段なら即決めていただけますか?」2度目の提示。
相場に+約10万・・・悪くない。
「分かりました。そこから更に10万+の○○万ならいかがですか?」
って言うか、今思えばずうずうしい。今までの会話は何なの?って感じ。
額に汗する営業マン「いじめないで下さいよぉ・・・値段を下回った場合は・・・」
ふっかける俺「どうでしょう・・・でも、気持ちよく決めたいですよね♪お互い」
↑ややスカシ顔。この時の俺。超嫌なヤツ。
結果
大満足。
もっと、もっと粘ればもう2、3万くらい値上がったかもしれないけどさ。
でもいいんです。あそこで、手のひら返しての再交渉は武士道に反する行為。
男が廃るわ・・・それとも、俺甘いのかな?(笑)
数字だけじゃない、満足感。気持ちよく帰してくれた営業マンにも感謝。
余談だけど・・・商談成立後、営業マンが俺へと囁く。
「外車にお乗りなら、次にあれはいかがですか?」・・・
普段であればスンナリ流すであろう、たわいもないセールストーク。
「どれっすか?」「あれですよ、お客様♪」
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ハマー だよ♪
新車乗り出し約¥1,000万。むむ・・・高けぇ・・・って言うよりさぁ。
資金の捻出よりも、あのお方の了承取るのに頭を悩ませそうなのは気のせいか・・・
今更ながらいつの間にか自分の翼の無さに気付く俺。
でもね。
いつか乗りてー。
黒にね。