アイススレッジホッケー・・・足が不自由な方が行う
アイスホッケーの車椅子版?みたいな種目。
結構スピードがあるし、チェックもOKで見ていて迫力ある種目。
日本代表が過去最高3勝をあげて5位入賞。
体の格段に大きい外人相手にすごい成績だと思う。
代表選手の1人に高校の後輩がいる。
俺が高校3年の時かな?中学3年の彼は大都会からはるばる北の田舎へ
練習、試合を見学に来た。その時に監督から紹介され、話も少しした記憶がある。
俺の卒業と同時に「ホッケー留学」して来た彼は、俺の付けてた背番号を
引き継いだらしい。東京にいた俺は、その姿自体一度も見ること無かったけど。
努力も実って3年で主将も務め、都内の強豪大学へ進学・・・ここで4年の俺と
一度だけ対戦したっけ。「大きく」なっていた彼といろいろ話もしたな。
そんな彼が転倒事故で脊髄損傷を負ったことを耳にしたのは6年位前か・・・。
こんな華やかな場で再び彼の名を耳にするとは思わなかった。
しかも日本代表の司令塔的存在・・・彼の不屈の精神にホント脱帽。
五体満足でも、まともにホッケーを楽しめていない自分に恥ずかしさを覚える。
今からスーパープレーヤーは無理でも、自分なりにもう一度、
ホッケーの存在意義を考え直し、生活の一部として心から楽しめるように
なりたい、と思った。