史跡巡り

とある日。

昔から行ってみたかった「桜田門外の変」の現場巡りをしてみました。
大老の井伊直弼の登城行列が水戸藩士中心の集団に襲われ斬殺された事件ですが
それだけの知識だけだと、ただの内堀通りや国会議事堂前の散歩になりますので
事件発生の背景から、当日の出来事、関係者のその後までそこそこ予習して行ったので
ずいぶん味わい深く、とっぷり楽しむ事が出来ました。

まずは地下鉄から旧彦根藩江戸上屋敷跡まで歩いて、大老井伊直弼の足取り通りに桜田門まで1人大名行列をしたいと思います。
往復ルートはこんな感じっすかね。


上屋敷跡は国会議事堂近くのお庭？になっていました。憲政記念館ってのがありました。興味あるけど本日はパス。


この辺りで当時から残っているのはこの「桜の井」って井戸だけらしいです。


行列はこの井戸の前を通り過ぎて桜田門へ向かったそうです（井戸に解説がありました）
でも、この井戸は当時を見ているんだよなー。。。少しでも当時に触れたく、思わず撫でてみたりして。

ちなみに井戸の中は石が積まれていました。

通りに出てみる。赤丸が襲撃された辺りっす。屋敷から出て雪の中の行列・・・10～15分位かかったのでしょうかね。


そういや襲撃現場の目の前に現在は警視庁がありました。皮肉な巡り合わせだと思うのは自分だけかな。


世界史の中では160年前なんてつい最近の出来事に部類されるはず。
今では高級車が行き交う、まさにこの辺りで斬り合いがあったなんて想像できず。


到着。自分はやや早歩きの方なので、屋敷跡から歩いて10分もかかりませんでした。




当時の絵で見ると、地形もほぼそのまま。「桜の井」もちゃんと描かれている（赤丸）　
正しいスタート位置は赤い門のお屋敷からです。

つい今しがたこんな感じで歩いてきたなんてなんか当時に戻れた気分で楽しかったですね。
誰にも気兼ねする事のない、こういう1人の時間が至福すぎる。

その後、主君を守れず生き残ってしまった行列お供の方々は
家名を辱めた罪で良くて切腹、最悪は斬首にお家断絶とこれまた処分が重すぎる。。。
殿が目の前で討たれたのだから当時は至極当然の処分だったのでしょうかね。。。？

桜田門をくぐって二重橋前を通り、帰りは東京駅から。


途中の公園ベンチで一休み（本音は一服できたら最高だったけど）。　晴天の下、平和な時代に生まれた事に心から感謝。


皇居の公園、いいですね。サイクルコースも充実していたので、いつか晴れた日に息子とライドでまた来たいと思います。

サイクリング5

USJから帰宅の翌日。
午前にたくさん荷物が届くので本日は終日ゆっくり過ごしましょう的なノリだったのですが（本音は部屋でまったりプラモでも。。。）
昼からライドに行きたい、という息子の強いリクエストもありの。子供は元気だ。

プラモ部屋に積まれていたP51マスタングが待っていたのですが、ここは父親の役割を果たしましょう。
という事で出発。

自分のバイクにはサドルバック装着で息子の着替えや補給食を持ち歩けるようになってとても便利。
息子のバイクにはリアライトを新たに装着。標準装備だった反射板はこれにてお役御免。

実は成人の日には荒川を足立区から南を制覇しようと計画していたので、
今回は足立区から北の埼玉方面途中まで行ってみる事に。帰りの暗くなる時間を考慮して往復40キロ位かな。

高いロードバイクで都会を走るより、安いロードバイクでも田舎道を走った方が数倍楽しい、と言いますが、まさにその通りですかね。

車を気にしない、信号を気にしない、歩行者もほぼいない。車にバイク積んで田舎にライドしに行くのが本当に楽しみです。


11キロで1回目の休憩。この時期はすぐ体が冷えるので注意しないとです。
都内の車道を10キロ走るのに約20分。。。まだまだ遅いかもだけど、我ら的には成長している。


川口市の途中で折り返し。暗くなる前に帰りましょ。
の復路途中に休憩所へ立ち寄り。


こういう「ひと時」を楽しみたく、この歳からチャリを始めたのであります。

明日は冬休みの宿題ラストスパートDAYと英語教室の新学期開始で勉強漬けの1日となりそうですから頑張ってくださいな。

初ヘルメットは視界良好、違和感無し、見た目もスタイリッシュ（髪ぼうぼうで走るのから解放される）と投資した価値ありの品でした。

今日も安全運転で無事に帰宅、カミさん初挑戦の豚の角煮（もう少し煮込めていたらもっと良いと思った料理が全く出来ない小生）で腹を満たした休日なのでありました。

本日の成果。