上野恩賜公園

ある日の事。
営業の帰り道、乗換で少しだけ時間に余裕あったので回り道で上野公園を歩いてみる。

というのも最近、浅田次郎さんの新選組三部作、壬生義士伝・輪違屋糸里・一刀斎無禄を再読了したので少しだけ幕末関連の場所に行ってみたく。
と言うか、どの順番で読むのが正しいのか良く分からんまま気が向くまま読んでいますが。

上野公園には彰義隊のお墓があるので一目見て（行くからには手も合わせます）みようと。
ここで戦争があったなんてほとんど知られていないですもんね。

上京して30年近く、ここには何度も来た事ありますが、こうやってじっくり来るのは初めて。

当時は賊軍のお墓という事で堂々とお墓参りするのも憚れたらしいっす。


彰義隊戦死者の遺体は放置されていたそうですが3日後にこの辺りで荼毘に付したとか。合掌。

近くには西郷さんの銅像。
公園内に来ることあってもカミさんとか友人とかいる場面なのでチラ見の素通りをしていましたが、今日は1人なのでじっくりと。
西南戦争の小説なんか探してみて読んでみようかと思うこの頃。


近くに見知らぬ碑があるので見てみると。

関東大震災の時、大正天皇が視察にいらした記念碑でした。

寛永寺本堂まで歩きたかったですが次の仕事があるので足早に退散。

階段降りた辺りの喫煙所で一服して帰ったのでした。

旅行先ではよく立ち寄りますが、都内でも近くにいろいろと史跡があるのに意外と見逃しがち。
今年は時間があればこうやって少しずつ触れてみたいと思います。