合馬タケノコの初出荷

今日は合馬の師匠から、タケノコの初集荷だが、肩が痛いので手伝って欲しいと頼まれていた。

タケノコ掘りは前日に、手伝いの人が沢山で掘ったとの事で、今日は出荷仕分と包装の手伝いです。

前日に電話があって、思いの外多かったので、予定より30分早くなったとの事で、念の為に目覚ましを掛けたが、必要はなかった。

朝起きて見ると、孫とカミさんが気持ち良く寝ている。昨夜２度程起きたら孫の鳴き声が聞こえた、多分苦戦したのだろう！

少し早いが、音を立てないようにして家を出て、朝飯は途中にあるコンビニでパンとコーヒーを買って

車の中で食べながら、カーナビで「朝ドラ」を見終わって、合馬菜園を覗いて見る。

今朝は特に寒かったので、畑は一面霜が降りて真白、車での外気温では－１°だった。

キャベツも真白で、萎れていた。



良く見ると水滴が凍っていた。



水溜の風呂にも氷が張っていった。



約束の８時半から時間通り作業開始、今日は師匠の元気なお母さん（８５歳）と３人での作業です。

私は師匠が根を切って、ランクを決めた物の重量を量り、仕分ける。

仕分表はキメ細かく決められている。



これはＢ級で先が葉が少し青いもので、重量と入数で階級に分ける。



先が黄色で形が良いもの、今年は表年で、これが思いの外多かったとの事です。



丸Ａ（マルエイ）・・・・キズや形が悪い物



手際が良かったのか、予定より早く終わってコーヒータイムをしてＪＡの出荷場へ



一方通行を中に入る



２番目の入場なので、荷は少しだけ・・・・ＪＡの人が伝票をチェックして、ランクと入数で仕分けてスキットに置いて行きます。



１月なので集荷量は少ないとの事ですが、卸に来た人で互いに手伝って、仕分けて行きます。



この中で一箱だけ「金明竹」の表示、これが最高級タケノコだそうです。



この集荷日は、今の所１週間で一回ですが、先週の伝票を見ると、２ｋｇのＡ級品で７０００円だったようです。



この後、「大阪行き」「京都行き」に仕分けて、終わりです。

「合馬タケノコ」ブランドは、北九州で取れた筍は全てこのブランドを使って良いそうです。

ただしここから出荷する物は、北九州の市場では売られてなく、京都や大阪と一部、値の高い市場のみだそうです。



初めての経験、結構楽しかった。知らない事を学ぶ事は楽しいものですね。

この市場に北九州の有名料理屋さんが、直接買い出しに来ています。

帰りに丸Ａ品を貰ったのですが、どうもこの時期のタケノコは値段は良いのですが、あまり美味くないようです。

地元合馬に人は食べないようですが、刺身かタケノコご飯では食べれるとか、煮つけは美味くないらしい。

でも初物で、一流の料理人が料理すると、美味しく食べられるのでしょうね。