ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート

「神話探偵団~スサノオ・大国主を捜そう!」を、「ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート」に変更します。雛元昌弘

「縄文ノート54 2020八ヶ岳合宿関係の資料リスト」の紹介

2021-02-09 11:04:05 | 縄文
はてなブログに「縄文ノート54 2020八ヶ岳合宿関係の資料リスト」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 200803~05の縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿で使用したレジュメ11と、縄文遺跡や諏訪大社の見学で感じたことを検討したその後のレジュメ21を紹介をはてなブログ「ヒナフキンの縄文ノート」で紹介してきましたが、ここで一区切りしたいと思います。12月中の目標を立てながら、1月いっぱいかかるかもと集中して書いてきましたが、2月に入ってしまいました。
 これからは日常生活に戻り、縄文論から見えてきたスサノオ・大国主建国論、邪馬台国論、古事記論、古代史論の新たなテーマについても4つのブログで少しずつ書いていきたいと思っています。
 縄文では「マザーイネのルーツはパンゲア大陸か、ローラシア大陸か」「ジャポニカ米のルーツは東南アジア高地か、中国か?」「神名火山(神那霊山)信仰のルーツはカメルーン山・キリマンジャロ?」「ピラミッドのルーツはアララト山か、カメルーン山・キリマンジャロか?」「日本中央縄文文明の世界遺産登録への戦略」「縄文文明とカルデラ噴火と気候変動」など、追加したいと考えています。
 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」では、これまで私は出雲と筑紫・越・吉備・播磨・美和(大和;おおわ)などから見ていましたが、今回、諏訪の分析により、縄文宗教や縄文農耕からの連続性、鉄器稲作のインパクトなど、新たな視点が加わりましたので、追加したいと考えています。
 また、スサノオ・大国主建国論については「アマゾンキンドル本」にまとめたいと思っています。雛元昌弘


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート53 赤目砂鉄と高師小僧とスサ」の紹介

2021-02-08 16:40:30 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート53 赤目砂鉄と高師小僧とスサ(Ⅵ縄文文化・文明28)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 前回で縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿関係の資料の紹介は終えようと思っていたのですが、「縄文時代の終章」をとして、諏訪地方における「鉄器時代」の始まりについて書いたレジュメを追加したいと思います。
 もしも縄文文明論・日本列島文明論を「中国文明」の一部としてではなく、世界文明史の中に位置付けて発信し、「日本中央縄文文明」の世界遺産登録を目指すなら、「旧石器-縄文-弥生-古墳」などという土石文明史観の時代区分はあまりにもお粗末であり、「石器-土器(新石器)-鉄器」時代区分とすべきと主張してきました。
 私は日本の石器・土器研究などは素晴らしいと考えますが、この重要な文明史時代区分の決定を石器・土器考古学者だけで決めていいとは考えません。「文化を含めた文明」となると、言語学・宗教学・民族学・民俗学・生態学・農学・建築土木学・遺伝子学などの関係者全体で「日本列島文明時代区分検討プロジェクト」を立ち上げて決めるべきでしょう。
 縄文社会研究会・東京では、石飛仁氏はスサノオ・大国主を「縄文最後の王」説を提唱し、私は「鉄器水利水田稲作時代を切り開いた建国王」説を提案してきましたが、諏訪の地はそのフィールドワークを行ううえで恰好の地と考えます。そのような視点で、機会がありましたら、是非とも訪ねてみていただきたいと思います。

 本ブログのテーマの「スサノオ・大国主建国論」においては、出雲からでは百余国の全体は見えてこないのであり、是非とも、筑紫や播磨、吉備、大和、諏訪など「百余国」からスサノオ・大国主一族の建国の跡を探究してみていただきたいと考えます。今回、縄文がテーマでしたが諏訪からスサノオ・大国主一族の建国が浮かび上がってきました。雛元昌弘

Ⅵ 文化・文明論
 6 縄文からの「日本列島文明論」 200729・0903
 10 「日本中央縄文文明」の世界遺産登録をめざして150923→200307・0912 
 13 縄文6本・8本巨木柱建築から上古出雲大社へ 200207・0819・22
 20 縄文社会・文化・文明論の経過と課題 200926
 27 縄文芸術・模様・シンボル・絵文字について 201104
 28 赤目砂鉄と高師小僧とスサ(富士見町歴史民俗資料館より) 201106

  


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ    http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団   http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート40 信州の神那霊山(神名火山)と霊(ひ)信仰」の紹介

2021-01-10 10:55:33 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート40 信州の神那霊山(神名火山)と霊(ひ)信仰 (Ⅲ縄文宗教論26)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について」「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について」の続きで、信州に縄文時代から続く霊(ひ)信仰・天神信仰の神那霊山(神名火山)・山神・女神山信仰の伝統が色濃く残っていることを明らかにしました。
 2009年に『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』を出したころ、全国の「飯の山=むすび山=ひな山」を調査されたイワクラ(磐座)学会の岩田朱美さんにお会いする機会があり、半村良氏の『産霊山(むすびのやま)秘録』を勧められました。
 この半村氏の小説は、どうやら柳田國男の実弟の言語学者の松岡静雄の「ヒ族」説にヒントをえたようで、明智光秀や猿飛佐助、坂本龍馬らが「ヒ一族」で歴史を動かすという『伝奇ロマン』はたいへん面白いのですが、当時、超忙しかった私は読めていませんでした。
 今回、気になって取り出しみたところ、「ひ一族」がテレポートする産霊山(むすひやま)として、比叡山(日枝山)、二荒山(日光)、四阿山(あずまやさん)などが登場し、地底の国に迷いこみ、蛇(龍)となり諏訪の神になったという「甲賀三郎伝説」なども出てきます。
 なおイワクラ(磐座)学会会長の渡辺豊和氏(元京都造形芸術大学教授)はポストモダンの龍神村民体育館で日本建築学会賞作品賞を受賞していて「龍」と縁があり、私が大学院生の頃、大阪の都市問題経営研究所でアルバイトをしていた時、ねじり鉢巻きで製図板に向かって設計されていたのが印象的でした。
 縄文社会研究会を主催された上田篤元阪大教授や尾島俊雄元早大教授をはじめ、古代史に関心を持っている建築・建設関係者が多いのは面白い現象です。考古学・歴史学の専門家の皆さんにはご迷惑な「雑音」かもしれませんが・・・
 「縄文時代と1~2世紀のスサノオ・大国主建国を繋ぐ鍵は諏訪・信濃・出雲にある」という思いを強くしているところです。雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「神」についての考察
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 26 信州の神那霊山(神名火山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/

「縄文ノート39 『トカゲ蛇神楽』が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体」の紹介

2021-01-09 17:29:56 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート39 『トカゲ蛇神楽』が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体(Ⅲ縄文宗教論24)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「縄文ノート36 火焔型土器から「龍紋土器」へ(Ⅲ縄文宗教論15)」で私は新潟に多い火焔型土器の縁突起が「龍神」を示しており、その龍紋デザインは「蛇+トカゲ」であり、東南アジアを起源としていることを明らかにしました。
 そのレジュメを送ったところ、ノンフィクションライターの石飛仁さんより「出雲神楽ではヤマタノオロチは『トカゲ』である」とのメールをいただき、ヤマタノオロチ王(『古事記』:八俣遠呂智、『日本書紀』:八岐大蛇)の正体を明らかにするとともに、「蛇神・トカゲ蛇神・龍神」信仰が縄文時代から続いていることが諏訪地方の明確に裏付けれられました。この龍神信仰は、海神・水神・地神(地母神)・山神・天神信仰が、祖先霊の「霊(ひ)信仰」として繋がっていることを示しており、大国主が八百万神信仰の古神道・原神道の体系を示しています。
 「スサノオ・大国主建国との繋がりのない古代史論などありえない」「霊(ひ)信仰や八百万神信仰・天神信仰と卑弥呼の鬼道の整理のない古代史論などありえない」「倭音倭語によらない古代史論など成立しない」「縄文時代とスサノオ・大国主建国を繋ぐ鍵は諏訪・信濃・出雲にある」「日本列島人のルーツを解く鍵は諏訪・信濃・出雲にある」という視点から、スサノオ・大国主建国論も再検討していただければと考えます。雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「神」についての考察
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート38 霊(ひ)とタミル語・pee、タイのピー信仰」の紹介

2021-01-08 11:42:03 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート38 霊(ひ)とタミル語・pee、タイのピー信仰(Ⅲ縄文宗教論25)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 私は父方の先祖の墓に刻まれた「日向(ひな)」名から古代史研究に入り、「日」が太陽ではなく「霊(ひ)」を表しているという結論に達し、大国主を国譲りさせた「武日照(たけひなてる:武夷鳥)」からスサノオ・大国主建国説にたどりつき、さらに高天原の所在地である「筑紫日向橘小門阿波岐原」の「日向(ひな)」から、邪馬壹国の位置が旧甘木市の「蜷城(ひなしろ)」突き止めました。
 また、栃木方言では「ひな」がクリトリス(陰核)を指しているという指摘を受け、「ひな」が母系制社会の女性器信仰を示し、そのルーツが琉球にあることを突き止めました。
 さらに「霊(ひ)信仰」から縄文研究に入り、そのルーツがインド原住民のドラヴィダ族に遡るという思いがけない結論に達しています。
 「眉唾もの」と思われるでしょうが、定説などにこだわらない方はお付き合いいただければと思います。
 スサノオ・大国主建国論においても、霊(ひ)信仰の宗教論として再整理が必要と考えています。「無宗教」「自然宗教」などと言うようなことがないように。雛元昌弘 


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「神」についての考察
 25 霊(ひ)とタミル語・pee、タイのピー信仰
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/


Gooブログ「縄文ノート36 火焔型土器から『龍紋土器』へ」の紹介

2020-12-31 15:48:52 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート36 火焔型土器から『龍紋土器』へ(Ⅲ縄文宗教論15)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 霊(ひ)信仰からスサノオ・大国主建国論を書き、邪馬台国論へと進めた私は、霊(ひ)信仰から縄文研究に入り、母系制社会の地神(地母神)信仰と天神信仰・山神信仰(神那霊山信仰)・神籬(霊洩木)神木信仰・性器信仰、龍宮神話の龍神信仰と海蛇信仰、蛇や鳥・猿・鹿・オオカミ等の神使信仰などが縄文時代に遡るかどうか、ずっと考え続けてきました。
 本稿は龍神信仰が縄文時代に遡るということを明らかにするとともに、そのルーツが東南アジアにあり、ドラヴィダ海人・山人族により日本列島に伝えられたことを火焔型土器の把手飾りやスサノオ・大国主一族の諏訪の神長官守矢家の「みしゃくじ信仰」などから解明したものです。
 夏の縄文社会研究会(東京)の八ヶ岳合宿に関連して作成したレジュメ32のうち、12月からブログ「ヒナフキンの縄文ノート」に掲載を開始して17しかアップできませんでしたが、1月中には掲載を終え、日本列島人・倭語起源論や宗教論などから、今度は逆にスサノオ・大国主建国論へと波及させていきたいと思います。 雛元昌弘
 
<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰


□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/




「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について」の紹介

2020-12-28 16:06:16 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート35 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について(Ⅲ縄文宗教論12)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 この8月の縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿で、私は茅野市の中ツ原遺跡と原村の阿久遺跡から蓼科山信仰を確認でき、諏訪大社の神長官守矢邸のみさく神(ミシャクジ神)社叢と合わせて縄文時代に天神信仰(神那霊山=神名火山信仰)があったことを確信し、「資料12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について 200807→25」にまとめました。
 私は西欧基準の「4大古代文明説」や、日本列島文明が黄河・長江文明の支流であるという日本文明2次文明説」や「縄文未開時代説」「弥生人(朝鮮人・中国人)による縄文人征服説・水田稲作開始説」「弥生人天皇家による建国説」などの「西欧文明史観」「外発的発展史観」「武力征服史観」を批判してきました。そして、海人・山人族の縄文時代からの産業・生活・社会・文化の発展として1・2世紀にスサノオ・大国主7代の鉄器水利水田稲作による百余国の建国が行われたという「内発的・自律的発展史観」を提起するとともに、世界史において「共同体文明」という時代区分が必要であると主張してきました。
 具体的には「日本中央縄文文明の世界遺産登録」運動を通して世界に縄文文明をアピールする必要があると考えていますが、その鍵となるのが蓼科山の神那霊山(神名火山)信仰・霊神(ひじん=びじん)信仰であり、それを証明する2つの遺跡の再発掘・再整備が必要と考えています。中ツ原遺跡と阿久遺跡は日本列島人のルーツから縄文史、日本古代史、共同体時代世界史の解明に繋がる重要な役割を果たすと確信しています。
 スサノオ・大国主建国論においても、日本列島人のルーツの解明を含め、世界史の中での位置づけを考えるべき時と思います。 雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/


「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について」の紹介

2020-12-27 19:53:22 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート34 霊(ひ)継ぎ信仰(金精・山神・地母神・神使文化)について(Ⅲ縄文宗教論9)」をアップしました。
 この3月に「縄文ノート9 祖先霊信仰(金精・山神・地母神信仰)と神使文化を世界遺産に」で紹介たものですが、縄文宗教論として欠かせないのでここに再掲します。
 私が縄文の世界遺産登録を2015年に提案したのは、この群馬県片品村に素晴らしい縄文遺跡があるからではなく、霊(ひ)・霊継(ひつぎ)宗教の「金精信仰・山神(神那霊山)信仰・地母神信仰・神使信仰」という「縄文宗教・文化」が今もワンセットで残っているからであり、それは「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録」とは別に世界的に価値が高いと考えたからです。
 この夏、縄文社会研究会・東京の八ヶ岳合宿からさらに検討を進め、「天神信仰」や「神籬(霊洩木=神木)信仰」「龍神信仰」「水神信仰」「赤米・赤飯神事」なども縄文時代に遡り、そのルーツが東南アジアのドラヴィダ系山人(やまと)・海人(あま)族にあるという結論に達しましたが、その前提として欠かせない霊(ひ)信仰論としてみていただきたいと考えます。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論の一環として48mの古代出雲大社の再建や世界遺産登録を考えるべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰



□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」の紹介

2020-12-26 11:49:10 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート33 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考(Ⅲ縄文宗教論8)」をアップしました。
 八ヶ岳合宿2020に向けた「資料7 縄文の『女神信仰』考」では母系制社会の霊(ひ)信仰について分析しましたが、この「資料8 『神籬(ひもろぎ)・神殿・神塔・楼観』考」では、縄文の霊(ひ)信仰が「神籬(霊洩木)=御柱=心柱」信仰や巨木の「神塔・楼観神殿」と繋がり、スサノオ・大国主7代の建国に引き継がれ、現代にまで続いていることを明らかにしました。
 なお、後に明らかにしますが、霊(ひ)信仰や神那霊山信仰などは、「主語-目的語-動詞」言語族のドラヴィダ族や東インド・インドシナ半島高地人などの「ピー」信仰や山岳信仰にルーツを持っています。
 このような生類の霊(ひ=DNA)のリレーを大事にする「霊(ひ)継ぎ信仰」の縄文人1万数千年の歴史の解明は、人類の母系性の「共同体文明」を明らかにし、西欧史観の「4大古代文明論」に対して新たな文明観を提起すべきと考えています。
 スサノオ・大国主建国論においても、単に天皇建国論に対する正史の提案にとどまらず、縄文時代から続く日本列島文明論として世界にアピールすべきと考えます。縄文論が一段落しましたら、スサノオ・大国主建国論をこのような視点から再考したいと思います。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

「縄文ノート32 縄文の『女神信仰』考(Ⅲ縄文宗教論7)」の紹介

2020-12-24 23:40:30 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート32 縄文の『女神信仰』考(Ⅲ縄文宗教論7)」をアップしました。
 八ヶ岳合宿2020に向けたレジュメ(報告の要約)の「資料7 縄文の『女神信仰』考」では、縄文人の宗教が霊継(ひつぎ)を願う霊(ひ)信仰=祖先霊信仰であるとともに、植物の再生を願う縄文農耕の誕生を示していることを検討しました。
 そして、今後の縄文研究の課題として「① 霊(ひ)信仰」「② 内発的発展史観」「③ 縄文農耕史観」「④ 海洋交易民史観」「⑤ 母系制社会史観」「⑥ 記紀神話重視史観」「⑦ 倭音倭語史観」「⑧ 共同体文明史観」という8つのテーマを整理しました。
 縄文遺跡の発掘が進み、土器編年や年代測定、骨やおこげのDNA分析、土壌の花粉分析による気候変動など縄文研究が大幅に進んだことは私など素人にも実感できましたが、縄文人の宗教・社会思想や縄文人と縄文語のルーツ、スサノオ・大国主建国との関係など、まだまだ未解明のテーマについて整理・提案を行いました。
 スサノオ・大国主建国論においても、この8つのテーマはそれぞれ総合的に検討する必要があると考えます。 雛元昌弘


<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団    http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論    http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート31 大阪万博の『太陽の塔』『お祭り広場』と縄文」の紹介

2020-12-23 11:24:12 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート31 大阪万博の『太陽の塔』『お祭り広場』と縄文(Ⅲ縄文宗教論2)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「Ⅰ合宿概要」「Ⅱ縄文農耕・縄文食考」に続き、「Ⅲ縄文宗教論」の10のレジュメを順次、紹介します。
 私の縄文との出会いは3段階になります。
 最初の出会いは雑誌で岡本太郎氏の火炎型土器を知った時で、縄文アートに衝撃を受け、「太陽の塔」への関心に繋がっています。次は、縄文野焼きの猪風来さんを知り、彫刻家の金城実さんも「縄文人系」と思っていたので、2人を招いて狭山市で子どもたち向けに縄文野焼きのイベントを行った時です。この時、猪風来さんから縄文土器は煮炊きに使われていたと教わりましたが、関心は縄文デザインにありました。
 その後、全国各地のまちづくり計画づくりに携わるようになり、各地でスサノオ・大国主伝承に出会い、『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』を書き、古代史から縄文時代に興味を持つようになりました。大阪万博で「お祭り広場」の基本理念とプランを提案した西山研究室の先輩の上田篤さんの講演を聞く機会があり、縄文社会研究会に参加したのが第3段階です。
 『スサノオ・大国主の日国』ではスサノオ・大国主一族が霊(ひ)を産むの夫婦神の高皇産霊(たかみむすひ)・神皇産霊(かみむすひ)を始祖神とし、大国主は「天の御巣(みす)・御舎(みあらか)」として48mの出雲大社・楼観神殿を建て、人(ひと:霊人)は死んだ後に神となる「八百万神」(やおよろずのかみ)信仰を起こし、死者の霊(ひ)が山から天に昇り、降りて来る神名火山(神那霊山)や神籬(ひもろぎ=霊洩木)の天神信仰を広めたことを明らかにし、「漢委奴国王」がスサノオであることを解明しましたが、この大国主の霊(ひ)信仰が縄文時代に遡るのかどうかが一番の縄文研究の課題でした。
 縄文人が何を考え、どのような精神・思想・宗教心のもとにあの火焔型土器や土偶などをデザインしたのか、環状列石や巨木建築を作り上げたのか、記紀に書かれたスサノオ・大国主建国の神話から解明を進めてきました。以下、試行錯誤しながら考えてきたことを紹介し、縄文社会研究の一助になれば幸いです。
 スサノオ・大国主建国論においても、揚子江流域からやってきたの弥生人の末裔と見るのか、それとも縄文人の末裔による建国なのか、宗教論・デザイン論・言語論・生活論・産業論などから総合的に検討いただきたいと考えます。 雛元昌弘

<「Ⅲ 縄文宗教論」の構成>
 2 大阪万博の「太陽の塔」「お祭り広場」と縄文
 7 縄文の「女神信仰」考
 8 「神籬・神殿・神塔・楼観」考
 9 霊(ひ)継ぎ宗教(金精・山神・地母神・神使文化)について
 12 蓼科山を神那霊山(神奈火山)とする天神信仰について
 15 火焔型土器から「龍紋土器」 へ
 17 「日本文化論」と「神」についての考察
 24 「トカゲ蛇神楽」が示す龍蛇神信仰とヤマタノオロチ王の正体
 25 「霊(ひ)」とタミル語「pee(ぴー)」とタイ「ピー信仰」
 26 信州の神奈備山(神那霊山)と「霊(ひ)」信仰

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
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 「縄文ノート30 『ポンガ』からの『縄文土器縁飾り』再考」の紹介

2020-12-21 17:24:48 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート29 『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食30)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「吹きこぼれ」と「お焦げ」から縄文土器鍋の縁飾りのデザインが吹きこぼれの「泡だち」ではないかと考え、ドラヴィダ族の「ポンガロー、ポンガロー」と青森・秋田・茨城・新潟・長野の「ホンガ ホンガ」「ホンガラ ホンガラ」の宗教的な繋がりを考えるとともに、女性と思われる顔面付き土器のデザインの宗教的意味が気になり、「資料30」のレジュメを追加作成しました。
 「宗教思想(霊の天神信仰)→宗教的慣習(行事食の共食)→土器鍋デザイン(ポンガ=吹きこぼれや龍神の縁飾り)→土器鍋のおこげは赤米粥・赤米餅・粟粥→縄文農耕(神田)」と、縄文人の宗教と土器鍋から、土器鍋食と縄文農耕を推理しました。
 スサノオ・大国主建国論と天皇建国論の検討においても軍事・国家論だけでなく、宗教論・デザイン論・言語論・生活論・産業論などの総合的検討が必要であると考えています。
 なお、「Ⅱ 縄文農耕・縄文食論」の構成は次のとおりに変わり、次回からは「Ⅲ 縄文宗教論」の9編を紹介していきます。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123
  32 「ポンガ」からの「縄文土器縁飾り」再考 201220

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
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「縄文ノート29  『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論」の紹介

2020-12-19 11:44:52 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート29 『吹きこぼれ』と『おこげ』からの縄文農耕論(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食30)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 イネや粟のプラントオパール、イネのDNA分析などから縄文時代の米や雑穀栽培は物理的に証明されていると考えますが、「弥生時代命」のみなさんはどうしても認めたくないようです。
 私は「CSI:科学捜査班シリーズ」や20年を超える連続ドラマの最長記録の「科捜研の女」をよくみていましたが、「縄文食」の直接的な証明は縄文土器の「おこげ」から可能と考えます。
 縄文ノート25で紹介したNHKスペシャル・食の起源の「第1集『ご飯』~健康長寿の敵か?味方か?~」ではバルセロナ自治大学のカレン・ハーディ教授が石器時代の人骨の歯石からでんぷん粒子を見つけだしていましたが、わが国では縄文土器鍋の「おこげ」の再現実験から「縄文農耕と縄文食」の証明が可能と考えます。
 「縄文時代=未開時代」「弥生時代=弥生人(長江流域江南人)による縄文人征服・駆逐」などの思い込みから離れ、縄文1万数千年の歴史とそれを受け継いだスサノオ・大国主建国から日本の未来を考えたいものです。雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/

「縄文ノート28 ドラヴィダ海人・山人族による稲作起源説」の紹介

2020-12-17 16:59:35 | 縄文
 はてなブログに「28 ドラヴィダ海人・山人族による稲作起源説(Ⅱ縄文農耕農耕・縄文食29)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 「八ヶ岳合宿2020」後に、ずいぶん前に買っていた大野晋氏の『日本語とタミル語』を引っ張り出して読み直し、さらに図書館で借りて中尾佐助・佐々木高明氏の照葉樹林文化論を読み、これまでに書いてきた「縄文稲作起源」について再考し、長江稲作起源論批判を詳述してまとめました。
 これまでのものと重複する点が多々ありますが、総合的にご判断いただければと思います。
 スサノオ・大国主建国が農業革命であるという点を、日本列島人(ジャポネシアン)起源論や倭語起源論、照葉樹林文化などと合わせて考えていただければと思います。
 なお、古代史は漢語・英語などによらず、倭音倭語によるべきと考えるにいたっており、これまで書いてきたスサノオ・大国主建国論についても倭音倭語での再検討が必要かと考えています。みなさんもぜひ試してみていただきたいですね。雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考」の紹介

2020-12-16 17:10:43 | 縄文
 はてなブログに「縄文ノート27 縄文の『塩の道』『黒曜石産業』考(Ⅱ縄文農耕・縄文食論5)」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
 人類が基本的に海岸ルートで拡散したと私が考えた理由は、年間を通して貝やカニ、小魚などの食料確保の容易さと塩分の確保です。肉からも塩分はとれますが、元々、海岸部にいたサルから進歩し、肉食獣よりはるかに運動量が多くて汗をかき、イモや穀類を食べた人類にとって塩分確保は不可欠であり、信濃など内陸部の縄文人がどうやって塩分を確保していたのか、気になっていました。
 また、八ヶ岳周辺などの黒曜石の大規模な採掘は鳥獣害対策のための鏃生産であると考えており、縄文農耕の裏付けとして「塩」と「黒曜石」の分析を行ったものです。 
 日本書紀は、大国主と少彦名が「力をあわせ、心を一つにして、天下を経営す」「動植物の病や虫害・鳥獣の害を払う方法を定め」「百姓(おおみたから)、今にいたるまで、恩頼を蒙(こうむ)る」と伝えていますが、黒曜石の鏃は縄文農耕を、大国主の鉄鏃は水利水田稲作の鳥獣害対策に使われたものと考えます。
 なお「Ⅱ縄文農耕・縄文食論」の構成は次の通りです。 雛元昌弘

 Ⅱ 縄文農耕・縄文食論
  3 「人類の旅」と「縄文農耕」と「三大穀物単一起源説」 140613→190131→200730 
  4 縄文農耕について(「人類の旅」と「縄文農耕」、「3大穀物単一起源説」補足) 200725→0903 
  5 縄文農耕から「塩の道」「黒曜石産業」考 200729→0829 
  29 ドラヴィダ海人・山人族による日本列島稲作起源論 201119
  30 「吹きこぼれ」と「お焦げ」からの縄文農耕論 201123

□参考□
<本>
 ・『スサノオ・大国主の日国(ひなこく)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
 ・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
 2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(『季刊 日本主義』40号)
 2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号
 2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(『季刊日本主義』44号)
<ブログ>
  ヒナフキンのスサノオ・大国主ノート https://blog.goo.ne.jp/konanhina
  ヒナフキンの縄文ノート   https://hinafkin.hatenablog.com/
  帆人の古代史メモ      http://blog.livedoor.jp/hohito/
  邪馬台国探偵団     http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
  霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/