はてなブログに「縄文ノート165 縄文社会研究会・東京 第4・5回例会報告」をアップしました。https://hinafkin.hatenablog.com/
縄文社会の文化・文明が現代社会に続いているという上田篤会長の問題提起に始まり、熱帯雨林での女・子ども進化論、ヒョウタンを持ったアフリカからの縄文人移動論、海人(あま)・山人(やまと)縄文人論、縄文語(倭語)ルーツ論、イモ・マメ・穀類縄文農耕論、糖質・魚介縄文食論、縄文・弥生連続論(縄文社会の内発的発展論)、霊(ひ)信仰論(神山天神信仰論=神名火山(神那霊山)論、神籬(霊洩木)論)、縄文巨木建築・出雲大社・邪馬台国楼閣連続論、縄文人のスサノオ・大国主建国論、妻問夫招婚の母系制社会論など、時間・空間を思い切り伸ばし広げて縄文社会を仮説検証型で楽しく論じてきましたが、さらに世界遺産登録を目指して取り組むことを話し合いました。
本ブログの「スサノオ・大国主建国論」としても、スサノオ・大国主一族の八百万神信仰や神名火山(神那霊山)信仰は縄文社会の母系制社会の霊(ひ)信仰を引き継いだものであり、48mの出雲大社は縄文巨木建築の延長上にあることなどを検討する参考にしていただければと思います。 雛元昌弘
□参考□
<本>
・『スサノオ・大国主の日国(ひなのくに)―霊(ひ)の国の古代史―』(日向勤ペンネーム)
・『邪馬台国探偵団~卑弥呼の墓を掘ろう~』(アマゾンキンドル本)
<雑誌掲載文>
2012夏「古事記」が指し示すスサノオ・大国主建国王朝(『季刊 日本主義』18号)
2014夏「古事記・播磨国風土記が明かす『弥生史観』の虚構」(前同26号)
2015秋「北東北縄文遺跡群にみる地母神信仰と霊信仰」(前同31号)
2017冬「ヒョウタンが教える古代アジア”海洋民族像”」(前同40号)
2017冬「スサノオ・大国主建国論1 記紀に書かれた建国者」(『季刊山陰』38号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論2 「八百万の神々」の時代」(『季刊山陰』39号)
2018夏「言語構造から見た日本民族の起源」(『季刊 日本主義』42号)
2018夏「スサノオ・大国主建国論3 航海王・スサノオ」(『季刊山陰』40号)
2018秋「『龍宮』神話が示す大和政権のルーツ」(『季刊 日本主義』43号)
2018冬「海洋交易の民として東アジアに向き合う」(前同44号)
2019春「漂流日本」から「汎日本主義」へ(前同45号)
<ブログ>
ヒナフキンの古代史メモ http://blog.livedoor.jp/hohito/
ヒナフキンの邪馬台国ノート http://yamataikokutanteidan.seesaa.net/
ヒナフキンの縄文ノート https://hinafkin.hatenablog.com/
霊(ひ)の国の古事記論 http://hinakoku.blog100.fc2.com/