KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

蛹プロジェクト~アオスジアゲハ蛹化~20191028~1114

2019年11月14日 | チョウ目
アオスジアゲハの蛹。

以前、幼虫を見つけた旨、記事にしたが。
その後、徐々に幼虫が見られなくなり。
蛹を確認出来たのは1頭のみ。
それも見失うという失態を犯し(涙)
悲嘆にくれていたが、諦め切れず。
しつこく食草を確認していたところ・・・

・・・居た!!
1頭だけ。
今度こそはと、その日の内に拉致連れ帰りました(10/28)。
そして・・・

11/1

水槽の壁面にて、前蛹に。

そしてこれが今日の様子。

無事、蛹化しました。
(実際には、確か、11/5ごろ蛹化した。)
KONASUKEがインフルで動けない間に。
眼の前に見えているのに、写真に撮れないもどかしさよ!

今日、気温差の少ない車庫に移動し、来年の春に備えることにしました。
無事、羽化しますように。

分類:チョウ目アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科
前翅の長さ:約45mm
翅を広げた長さ:55~65mm
分布:本州(青森県を除く)、四国、九州
   平地~丘陵
成虫の見られる時期:5~9月(年2~3回発生)
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・トベラ、ネギ、ハルジオン、ヒメジョオン、ツツジ類、シシウド、イタドリ、イボタノキ、アザミ類、センダン、ウツギ、シイ、ミカン、ネムノキ、ノリウツギ、ヤブガラシ、グミ、クサギ、ソバなど各種の花(白い花を好む?)
   幼虫・・・タブノキ、クスノキ、イヌガシ、シロダモ、アブラチャン、ニッケイ、ヤブニッケイ、ハマビワ、カゴノキ、バリバリノキなどのクスノキ科
        (~3齢:新芽や若芽、4齢~:成葉・越年葉も)
その他:青い筋は、鱗粉を欠き、半透明。
    オスは後翅の内側に襞状の折り返し部があり、灰褐色の長毛が多い。
    高い木の梢を飛ぶ。
    高温期に湿地で吸水するのはほとんどオス。
    幼虫は春~秋にみられる。
    終齢幼虫の体長は40~45mmで、胸に黄色い横帯が出る。
    幼虫は日陰の下枝を好み、弱く糸を吐いて葉に台座を作り、葉の基部を向いて静止する。
    若齢幼虫は葉裏に、中齢以降は葉表にいる。
    食樹の葉裏や近くの他の植物、軒下などで蛹になる。
    第1化の蛹が夏に羽化せずに越冬し、翌春に羽化するケースや、2度越冬して春型となる個体もある。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
   かたつむりの自然観撮記

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2 コメント

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Unknown (suimaruhakase)
2019-11-15 13:06:07
こんにちは。

アオスジアゲハ、キレイな蛹だわぁ。
幼虫の時の 目の離れっぷりが可愛いね。

羽化した時 感動するだろうなぁ。

楽しみ!
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すい丸さんへ (KONASUKE)
2019-11-16 05:08:04
コメントありがとうございます。

キレイでしょう!
アオスジアゲハの蛹は、緑色だけみたいね。
食草のクスノキが、一年中、青い葉を付けているからかも。

幼虫の眼(模様)はねぇ(笑)
何であんなにロンパリなのか?
何で先がとんがってるのか?(笑)

羽化は、ゴールデンウイーク頃かなぁ?
ちょっと負けがこんでる蛹プロジェクトだけど、何とか無事に羽化したら、UPしますね!
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