KONASUKEの部屋

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ウスムラサキノメイガ20210517

2021年11月13日 | チョウ目
ウスムラサキノメイガ。
クロウスムラサキノメイガと酷似しています。
後翅は、ごく淡い黒褐色。
触角の付け根は白くなりません。

比較のため、クロウスムラサキノメイガ。
後翅は前翅と同様の斑紋があります。
触角の付け根は白く、目立ちます。

別名:
ウスムラノメイガ
分類:
チョウ目ツトガ科ノメイガ亜科
翅を広げた長さ:
16~22mm
分布:
北海道、本州(東北~関東、北陸)、(四国?)、九州
丘陵~山地
成虫の見られる時期:
5~6、7~8月(年2化)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・花の蜜
幼虫・・・クマシデ、ハシバミ、クリ、コナラ、クヌギ、ウツギ
その他:
前翅は内横線の内側は、白色に橙色の斑紋がある。
外側は紫色を帯びた暗褐色。
後翅はごく淡い黒褐色。
(クロムラサキノメイガは前翅と同様の斑紋がある。)
触角の付け根は白くならない。
(クロムラサキノメイガは白く目立つ。)
触角は♂が微毛状、♀は糸状。
♂は前脚脛節に毛束がある。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園などで見られる。
夜行性で、昼間は葉裏に静止している。
灯火に飛来する。
普通種で個体数も多い。
クロウスムラサキノメイガの幼虫は、食草を二枚貼り合わせて中に潜み、葉肉を削り取るように食べる。
葉を一部型抜きして折り返し、中で蛹化する。
本種も同様の習性を持つと推測される。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
北茨城周辺の生き物
あおもり昆虫記
センスオブワンダふるイモムシケムシ
東京昆虫館


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