KONASUKEの部屋

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クロサビイロマルズオオハネカクシ(クロサビイロハネカクシ)20201027

2021年03月06日 | コウチュウ目
クロサビイロマルズオオハネカクシ(クロサビイロハネカクシ)。
大型のハネカクシです。

クモの糸に絡まっている所を一枚。

前脚のふ節が異常に太い。
恐らくは♂。
コウチュウ目の中には、♂の前脚のふ節が発達するものがいます。
交尾の際、♀にしがみつくのに役に立つようです。

動けない所でもう一枚。
デカい頭だねぇ。

失礼して、そこらに落ちてた枝で捕獲しました。
クモさん、ごめんなさい。

全体的に、灰色がかった艶消しボディ。
①上翅だけ少し赤っぽい。
②腹の各節には、ボッチっぽい突起が何対か並んでいるようです。

分類:コウチュウ目ハネカクシ科ハネカクシ亜科
体長:16~21mm
分布:本州、四国
   平地~低山地
成虫の見られる時期:4~10月
          成虫で冬越し
エサ:生き物の死骸
その他:近年、ハネカクシ類の分類体系の大幅な見直しがあり、和名がクロサビイロハネカクシからクロサビイロマルズオオハネカクシに改称されたという。
    錆びた金属のような体色の大型のハネカクシ。
    鞘翅はくすんだ赤銅色だが、黒色に近いものから赤味が強いものまで個体差がある。
    赤味の強いものはアカバハネカクシに似るが、脚の色が異なる。
    (本種・・・黒っぽい アカバ・・・黄褐色)
    腹部背の各節後縁に白紋が見える。
    林縁・湿地・田んぼなどの、石や落ち葉の下・植物上で、普通に見られる。
    夜間、田んぼ周りで見かけることもある。
    石や朽木の下で越冬する。
参考:虫ナビ
   とある虫屋のむし写し
   吉崎ネット甲虫館
   東京23区の虫2
   Wildlife Research Society
   日本列島の甲虫全種目録(2020年)


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