一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2017.1.22 ツツジオ谷 第6堰堤 細尾谷

2017年01月22日 | 金剛山
当ブログも開設してから昨日で丸8年となり9年目に突入した。
私にとって多くの方たちに見て頂いて本当に有難うございます。
この9年目も山行や山に纏わる思ったことを書いて行こうと思ってます。

さて今日は昼から寒波が入り天気が崩れそうな予報なので早めに氷瀑を見に金剛山に登る予定で6時50分に富田林駅目指して歩く。



天気が良さそうなら8時20分発水越峠行きに乗ってモミジ谷からツツジオ谷に行くつもりにしていたが一足早い7時35分発の登山口行きのバスに乗り込む。
先週よりも気温が高く千早大橋手前の気温表示がやっと-1℃表示だった。
支度をしてツツジオ谷の取りつきから沢筋を詰めていく。



腰折れ滝を過ぎて2つ目の堰堤を越えた所で6本爪アイゼンを着ける。
4本アイゼンも持って来ていたがもみじ谷にも行くつもりにしていたのでこちらにする。
オムスビ岩を過ぎて一ノ滝に着くがあまり凍っていなくて少し拍子抜けする。



それでは二ノ滝はどうかなあと登って行くとこちらも滝の黒い岩肌の筋が見えていてあまり思い描いていたものとは程遠かった。









今日はそんなに冷え込みも無いのと毎日金剛山の気温を見ていても大きく気温が下がることも無いので氷瀑も成長しないようだ。

源流との分岐で一服し尾根道へと進む。
そう風も無い尾根道を稜線に登り上げ井戸広場に出るとテントが3張あり、国見城跡に行くとキティちゃんの雪だるまが出来ていた。







時間も早いのでハンコをもらってから鳥の餌場でしばらく眺めてからもみじ谷へと足を向ける。



急下りの斜面に取りつきだすと次から次と登って来る人が絶え間無しで多くの人が登って来たので時間から推測すると9時くらいに終点に着くバスの人達が登って来たのではと思った。
急坂を下り本流の谷筋に着く頃にはもう登って来る人は無かった。
やがて第6堰堤まで下り具合を眺めるがこちらも期待外れの状態だったのですぐさま折り返す。



本流の尾根の急登は雪が付いていて木の根も隠れているので階段を上がるようにステップがあるので歩き易い。
一人のんびり息を整えながら登っていたのだがいつのまにか後方から空身で登って来る人がどんどん近づいてきた。
石柱まで登り上げた時ちょうど追いつかれたので話をすると何と75歳で11歳も年上の方でその健脚ぶりには驚かされた。
ほんと金剛山に来られている年上の方達には体力も気力も敵わない人が沢山いる。
石柱の所でその人と別れ沢山の山頂の人を避けてちはや園地へ行くことにする。
鳥の餌場に一昨年カトラ谷で何度かお会いしたMIZUIさんがご夫婦で鳥と戯れておられたのでしばらく話をして餌も頂き鳥と遊ぶ。
鳥には疎くてゴジュウカラ、シジュウカラの違いもあやふやでどちらが茶系でどちらがグレー系もいまだ判っていない。






ちょうど手の平の餌も無くなったので挨拶して離れちはや園地へと行く。
ちはや園地は国見城跡どころではなく多くの家族連れで子供達が雪スベリをしてわいわいがやがや賑やかなことだった。
取り敢えず火の使える大屋根の下に行くと沢山の子供達や家族の人が休憩していた。
これなら香楠荘でカレー蕎麦でも食べようかとも思ったがちょうど1つベンチが空いたのでそこでザックを下す。
今日は塩ラーメンにトッピングはコーンと最近お気に入りのチャーシューと煮玉子を投入。



美味しく食べて温まるがだんだん吹雪いてきて大屋根下も吹き込んで来たので荷造りして下山にかかる。
吹雪いているが雨ではないのでそう気にならず遊歩道を細尾谷の源流まで行き、谷筋に入る。
源流辺りはあまり踏み跡も無いのでふかふかな雪の上をしばらく歩くことが出来た。
馬の背の出会いまで下った所でアイゼンを外す。
もうそこまで下って来ると雪は雨に変わっていたので時折ジャケットのフードを被る。
念仏坂から百ヶ辻に出て靴の汚れを落としているとちょうど15分後に出る富田林駅行きのバスが来たので乗り込んで富田林へと帰った。


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