海藤 尊の「ナイチンゲールの沈黙」読みました。
「チーム・バティスタの栄光」シリーズ第二弾。
不定愁訴外来の田口先生に白鳥コンビ、今回は白鳥の天敵らしい警察庁の加納が加わってきます。
映画では、阿部寛と竹内結子の美男美女コンビだけど、やっぱりこの中年不男(たぶん)コンビの方がしっくりきます。新しい登場人物加納が阿部寛のイメージ。
今回は明確な殺人事件なんだけど、どう読んでも最初から犯人見えているし、私的にはあんまりでした。
全体的にオチャラケた感じなんだけど、白血病の少女由紀とのシーンは泣けますので、後半は家でこっそり読むのがお薦め
それから、茫洋としている奥寺教授が最後に言う言葉に、著者の医者の在り方についての真剣な思いを感じました。
「医師だって人間で、万能じゃない。だからこそ、看護師やその他いろいろな人の手を借りないと医療はできない。周囲の人の声に耳を傾け総合的に判断できるという資質こそ医師を医師たらしめてる」
あ~、それにしても、こんないいお天気の土曜日の午後にお部屋にこもっているなんて
スポーツクラブにでも行きます。
みんな なにしてるのかなあ。
ヨット部で昔お世話になったNさんと、メナムのほとりにタイ料理を食べにいきました。
ヨット部といっても私は2人乗りディンギーの3人目、単なる重りでした。セールに頭をぶつけないように、右いったり左いったり。
でも、子供のころからの夢だったヨットに乗れて楽しい経験でした。小さいからほんとにすぐ横に海面があって水しぶきがかかる感じで爽快でした。
そのとき、いつもNさんたちは操縦してくれてほんとにお世話になりました。
一時期はまっていたけど、とても久し振りのタイ料理。
シンハービールと春雨サラダとトムヤンクンと・・・と一般的なものを食べましたが、やっぱりタイ料理は美味しかったです。
私がタイ料理にはまってたのは、4年位前にタイのクラビに行ったころ。
クラビは、シェラトンに泊まったのですが、中のレストランが普通だったので、ちょっと周りを散策して見つけたレストランがこちら
最後まで名前はよくわからなかったけど、安くてなんでもとってもおいしくって毎日そこで食べました。
たった1週間の旅だったけど、オーナーのSootorn(なんて発音かよくわからなかった)とも仲良くなって、彼のBIRTHDAY PARTYにまで呼ばれました。
Sootornはヨーロッパで英語を学んだということで、ペラペラ。近所の退職したドイツのおじいさんとはドイツ語で話してました。
私たちの定席は
帰ってきてからも、なにかっていうとタイ料理がいい~といっていたのであきれられるくらいはまってました。
でも、そのちょっと後にあの大地震と大津波がクラビを襲いました
Sootornはかわいい奥様とクラビタウンに住んでいたので、大丈夫だったかなあと心配でした。アドレスも交換していたので、メールしようか(英語なので、相談しないと何とも・・・)などと友人とも言っていたのですが、きっとメール見るどころじゃないよね・・・なんて言っているうちにとうとう打てず終い。
どうしてるんだろう。無事にあそこでまたレストランやっていてくれると信じてます。
いつか絶対もう一回クラビに行って、あのレストランに行きたいなあ。
ちなみにクラビは、昔ディカプリオの「the BEACH」という映画で有名になったPIPI島に近い大陸側のビーチです。PIPIもほんとに綺麗だったけど、復活してるのかなあ。