今映画にもなっているフランスの実話。
著者は、脳出血でロックトイン・シンドロームと呼ばれる、全身麻痺状態になってしまいます。
そんな状態でも、唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで本書を「執筆」しました。
著者にも感動しますが、瞬きで意思の疎通を図ることを教えた人も素晴らしいです。
当時大きな話題となって、フランスだけでなく、世界28か国で出版される世界的なベストセラーとなったようです。
日本でも1998年に出版されてますが、あまり話題にならなかったらしく、2版は去年。
おそらく映画化されたからだと思います。
確かに文章に懲りすぎていて、比喩やシニカルな部分が多く、日本人には読みにくいかもしれません。
でも、頭の中は全く変わらないのに、片目しか動かない状態で、こんなに冷静に考えられるなんてすごいです。
自分だったら、気が狂いそうになると思いますが、それだって周りはわからないんです。
何しろ片目以外は動かないのですから・・・。
体は潜水服に閉じ込められているけど、気持ちは蝶のように羽ばたいて色々なところに行けるという思いのこもった題名です。
エッセイ集ですが、私は「手紙」というのに一番感動しました。
そんな素晴らしい精神力を持つ著者ですが、この本がフランスで出版された2日後の1997年3月9日、感染症で突然死去したそうです
ひな祭りに受けた試験は合格してました。
ほんとは25日に上長あてに結果配信だったのですが、当日ノーコメントだったので、てっきり駄目かと思ってました。
結局全く関係ない人から今日教えてもらいました
とりあえずはもう勉強しなくてよくなって一安心