12月の初めから厳しい寒気団が押し寄せ、野付半島の原野はコッチン、コッチ
ンに凍りました。地面も水面もすべてが硬く凍りました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ キタキツネ、厳寒のハンティング ★
寒気団が強いせいで太平洋の高気圧を押し下げているせいで、今年は雪が少ない。
おかげで原野を歩くにはとっても楽々です。
人がそう感じるのだから野生の動物たちも動き回るにエネルギーを使わなくて
動きがいい。キタキツネは恩恵を受けているのかなと思います。
彼らの大好物のエゾヤチネズミが雪の下ではなく、枯れ草の中を歩き回ります。
枯れ草の上を歩けば音がでて、感度のいいキタキツネの耳に届きやすくなります。
忍び足で近寄って、上に飛び上がって捕るには最もいい季節です。
音をキャッチすると静止し、音源に集中し、飛び付きます。子育てが終わって
いるので自分だけのハンティングをすればいいのです。