窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

キタキツネ、厳寒のハンティング

2021-01-05 18:36:45 | キタキツネの生態

12月の初めから厳しい寒気団が押し寄せ、野付半島の原野はコッチン、コッチ

に凍りました。地面も水面もすべてが硬く凍りました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

         ★ キタキツネ、厳寒のハンティング ★

寒気団が強いせいで太平洋の高気圧を押し下げているせいで、今年は雪が少ない。

おかげで原野を歩くにはとっても楽々です。

人がそう感じるのだから野生の動物たちも動き回るにエネルギーを使わなくて

動きがいい。キタキツネは恩恵を受けているのかなと思います。

彼らの大好物のエゾヤチネズミが雪の下ではなく、枯れ草の中を歩き回ります。

枯れ草の上を歩けば音がでて、感度のいいキタキツネの耳に届きやすくなります。

忍び足で近寄って、上に飛び上がって捕るには最もいい季節です。

音をキャッチすると静止し、音源に集中し、飛び付きます。子育てが終わって

いるので自分だけのハンティングをすればいいのです。