5月の強力低気圧で巣に被害を受けたタンチョウ夫婦。一時姿が見えませんで
したが、干潮で現れた砂浜で休んでいる1羽を発見しました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 再挑戦かな、タンチョウ ★
潮の流れが止まり、すでに採餌を終えお腹を膨らませたのか、羽の手入れをし
始めています。体形からオスのようです。
いつも2羽でいることが多いので、もしかすると再び違う場所で産卵し、抱卵
をはじめているかもしれません。
内陸のタンチョウはすでに大きなヒナを連れ、警戒心が強くなっています。
産卵の再挑戦をするにはぎりぎりの時機です。海岸線で営巣するタンチョウは
多くの困難に直面しています。
干潮満潮の水位を考慮し、強風に耐えなければなりません。最近は高潮の問題
が発生し、営巣がうまくいきません。
経験を積み営巣場所を選び、繁殖成功率を上げるしかないのです。