窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

再挑戦かな、タンチョウ

2021-06-19 13:25:15 | タンチョウのいる風景

5月の強力低気圧で巣に被害を受けたタンチョウ夫婦。一時姿が見えませんで

したが、干潮で現れた砂浜で休んでいる1羽を発見しました。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

                         ★ 再挑戦かな、タンチョウ ★

潮の流れが止まり、すでに採餌を終えお腹を膨らませたのか、羽の手入れを

始めています。体形からオスのようです。

いつも2羽でいることが多いので、もしかすると再び違う場所で産卵し、抱卵

をはじめているかもしれません。

内陸のタンチョウはすでに大きなヒナを連れ、警戒心が強くなっています。

産卵の再挑戦をするにはぎりぎりの時機です。海岸線で営巣するタンチョウは

多くの困難に直面しています。

干潮満潮の水位を考慮し、強風に耐えなければなりません。最近は高潮の問題

発生し、営巣がうまくいきません。

経験を積み営巣場所を選び、繁殖成功率を上げるしかないのです。