窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

カワアイサのオス・メスが河口に集まっています。

2021-02-02 12:50:03 | カモ類

流氷が南下して知床半島で堰き止められるころになると厳しかった気温に温かみ

が増してきます。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

     ★ カワアイサのオス・メスが河口に集まっています ★

野付湾に張っていた氷が緩み始めます。野付半島の先の方に張っている氷が割れ、

流れ始めます。開いた海面が広がり出し、湾内の方へ拡大します。

それを待っていたようにカワアイサやホオジロガモが集まってきます。潜りの

名人で、狭い水面でも飛び上がれるカモたちです。

カワアイサがこのところ河口に集まってきています。しかも群れで。オスもメス

も混じっています。ひと月前はオスだけの群れだったのに。

じっくり観察するとオスがしきりにメスを追いかけています。オスの頭部が異様

なっています。つるんとした頭の羽を逆立て、ヘルメットをかぶった怪物に

なっています。

とてもスマートな頭ではなく、リーゼントヘア、歌舞伎の髪型、水頭症の頭、

なににたとえていいものか、カモで言えばヒメハジロの頭に似てるかな?

とにかく頭の羽をすべて逆立てて変身しています。雌も立っていますが冠羽は

ごろから目立つので異様ではありません。

春のプレゼントが始まっています。観ていて愉しい。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カワアイサ (チョウキチ)
2021-02-03 10:41:33
 こちらでは、淡水域で見られるのですが、河口にも集まるのですね。
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こちらでは海です。 (小太郎)
2021-02-03 17:20:01
野付湾や根室海峡には大群が見られます。12月や1月はオスだけの群れ、メスだけの群れが見られました。多い時は200羽から500羽ほどの群れになっています。
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