窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オスジカの角が脱皮してきました

2019-09-27 18:01:08 | エゾジカの四季

エゾジカのオスグループが目立ってきました。オスはグループを作ります。

2頭から10数頭までグループを作り、生活を共にしています。

おばんです。小太郎でごじゃります。

         ★  オスジカの角が脱皮してきました  ★

良く出会うオスの群れは四尖三股の成人したオスが四頭と一本角の二歳オスが三頭で構成

されています。四頭の成人オスの角はとても立派な角です。すでに覆っていた袋角の皮が

剥がれ、中から骨のような硬い角に変貌しています。

完全に皮が剥がれているオスが一頭、あと三頭は剥がれつつある状態です。角の先の尖り

具合から見ると、四頭ともまだ若いシカです。先が鋭く尖り、形が綺麗です。

また、左右の角の開きが中央寄りで若く見えます。ボス級になると両外に開き、がっちりと

してきます。戦う時に相手を抑え込みやすくできているのかもしれません。

成人した若いオスは必ず数頭の二歳、三歳の若きオスたちを連れています。中学生から

高校生を連れているようなものです。

若き成人オスの角は見ているとても美しい。左右対称でバランスがとれています。体はすでに

ガッチリとした筋肉が出来上がっています。毛は黒づんで来て、繁殖期の色になってきています。

黒さが増してくると精悍さがまし、より美しくなります。

動きも軽快で見惚れんばかりです。女の人が見れば、きっと美しいを連発してくれるでしょう。

黒かった角が皮剥がれて白くなり、鹿の子模様の体の模様が黒くなって切り替わるる変化はホント

季節のうつろいを感じさせるものです。



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