窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ダイゼン

2021-06-22 23:03:40 | シギ・チドリ

ダイゼンの若い衆が5羽、潮の引いた干潟に来ていました。他のシギに比べ遅

顔出しです。

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

              ★ ダイゼン ★

そういえばダイゼンは秋の渡りの時も遅くなってから顔をだします。それもそ

うか。彼らは北極海沿岸で繁殖するチドリです。

氷の解ける時季が遅いし、繁殖期間もきっと短期間。いっせに虫や食べる生き

物が発生し、効率よく営巣を終えるようにしているからでしょう。

でもこいつらは繁殖には関係ない。別に繁殖地に行かなくてもいいのだ。繁殖

する年頃に行けばいいので、とにかく北極海まで行き下見をすればいいのです。

勝手な解釈で彼らを観察。一生懸命干潟のゴカイを引きだしています。キョウ

ジョシギやハマシギみたいにうろちょろしていません。

喉から頸、胸部、お腹が真っ黒の個体は成鳥ですが、他の個体はまだ黒くなって

いません。リーダーとして北極海まで引き連れていくのかな。



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