割れた氷の割れ目に集まっていたのはホオジロガモだけではありません。
潜りの名人で、魚取りの名人のウミアイサも集まってきています。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ウミアイサ、カジカを捕る ★
ウミアイサは根室海峡の沖合で数万羽の群れを作り冬季棲息しています。
その一部がやってきています。嗅覚が利く輩が必ずいるもんです。
ウミアイサはホオジロガモに比べ少数で行動しています。普段は大きな群れで
行動するのにこうゆうときは別なようです。
イワシやチカ、ニシンのような群れで行動する魚を追いかけるときは群れにな
り、底生魚を捕るときは単独で潜ります。臨機応変に魚取りができる鳥です。
氷の亀裂に集まってくる魚を狙い、あちこちの氷の割れ目に4、5羽集まって
います。
観察していると効率よく魚を捕っています。嘴に挟んだ魚が暴れているとそれ
を見た仲間が追いかけ、横取りしようとします。さらに目ざといカモメが上か
ら飛んできます。
もちろんあっさり盗られることはなく、逃げ回りながら飲みやすい向きに魚の
向きを変え、大きな口を広げ飲み込みます。
ちょっとでも油断をするとカモメに持って行かれるか、同僚に盗られることが
あります。
それでも落胆せず、すぐに潜って行きます。
潮が止まると潜らなくなり、ゆっくりと羽づくろいを始めます。
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