トウネンはスズメほどの大きさのシギ。日本で見られるシギの中でも一番小さ
なシギかと思います。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ トウネン ★
このシギも北極海に面した地域で繁殖します。しかもシベリア北東部とアラス
カ北西部の限られたツンドラ地帯。日本にはたくさん渡ってきます。春の渡り
の季節が多いと言われています。
ただ野付半島で見る限り秋の渡りの時季にも多くが通過して行きます。図鑑に
書いてあることを鵜呑みにしてはいけなません。コクガンの記載でも実感して
います。
トウネンはハマシギやキョウジョシギが渡ってきて1週間くらい遅く本陣がやっ
てくる感じです。
広大な野付湾の干潟を観察するのは無理ですが、満潮時に半島の砂浜に集まっ
てくる群れは簡単に観察できます。
ときには数百羽の群れが集まり、波ぎわで採餌しています。すっかり赤錆色の
夏羽になったかわいらしいトウネンは砂地に柔らかな嘴を差し込み、私を無視
するように食事に専念しています。
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