窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

エゾリスの長い耳毛

2022-02-04 14:34:39 | 生き物バンザイ
日の出が早くなってきた。太陽が出るとマイナス10℃以下の気温が1時間足らず
で5℃以上、上がる。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
           ★ エゾリスの長い耳毛 ★
 
太陽のエネルギー、恐るべし。光りが眩しさを増してきて、雪に反射してくる
光りで森が明るくなってきた。何かわくわくする。
 
 
エゾリスが締まった雪の面を軽快に走っている姿を見かけるようになった。
サモエドのスズハに見つかると動きをぴたりと止め、こちらを見ている。
 
耳が目立つ。厳寒に耐えた耳。耳本来の長さは3分の1ほどしかないが、冬毛が
伸びて、魅力的な耳の形になっている。ミミズクの耳羽みたいになっている。
 
 
耳の毛が伸びるだけで顔が魅力的なるから面白い。メリハリが利いて、かわい
らしさが10倍以上になる。
 
これだけ生えると耳の周縁が凍傷になる心配がない。剛毛がしっかりして、
雪や水も弾いてしまう。機能的には見事な役目を果たしている。
 
光りに透かされて浮き上がる尾の毛の長さも見事なものだ。
 
 
最近、枝や針葉樹で作った丸いねぐらを良く見つけることができる。毛の
おかげで樹洞でなくても休むことができるのだ。

 



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