こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

アカヤシオの花で飾られた鳴神山、2016年4月

2016-04-24 | 鳴神山と周辺

昨日、私達はコツナギ橋登山口 − 椚田峠 − 仁田山岳(山頂) − 桐生岳(山頂)の経路を往復した。椚田峠下の移植地では数株のカッコソウが花を開き始めていた。そして、椚田峠から山頂までは、アカヤシオの花による彩りが美しかった。

椚田峠から仁田山岳へと急坂を登り始めると、アカヤシオの花がミツバツツジなどの新緑の奥で開いていた。例年、アカヤシオは周囲に新緑がほとんど見られないうちに花を開く。

 登るにつれて、花の数が急激に増える。急坂登りで喘ぐ登山者(自分達)の背中を押すかのように。

 このような構図の眺めに出会うと、私達の足はついつい止まる。

仁田山岳に至るルートにおいて、花の彩りは実に柔らかい。


仁田山岳での彩りから(桐生岳から眺める)


彩りは昨年と同等もしくは幾分かそれ以上である。

 アカヤシオとマツの組み合わせ。


山頂(桐生岳にて

 背景は鳴神山から吾妻山(480 m)に至る山波である。

 山頂のシンボルとなっている株の花

蕾の第一陣は降霜によってダメージを受けたが、第二陣はそのことを補うかのように開花している。

 山頂から数歩下りると、花の絨毯が眼前に広がる。

 

4月23日12時頃から。晴れ、曇り、そして薄日。