活きのいい蕾や花などを見つけると、これらを露出補正プラスの条件で撮ってみたくなる。肉眼ではついつい見逃してしまうような透明感、構造、質感が、ときには画像に現れるからだ。今回はトウゴクミツバツジジとシロヤシオの蕾、花、そして葉の画像をアップする。
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)
蕾と葉の柔らかな質感、蕾の先に外皮が残っている姿
雌しべのふくらんでいる部分(子房)には線毛
シロヤシオ(五葉躑躅)
花びらでの緑色の斑点、斑点と同じく緑色を帯びている雌しべの先端(柱頭)。花びらと相俟って、これらは花の清楚感を増す。
蕾と花柄での質感と造形
夕日を逆光としたときに、浮き出る質感と造形
5月22日午後、赤城山小沼とその周辺にて。
EOS 6D、EF 100 mm F2.8L(Macro)、EF 70-200 mm F4L、EF 17-40 mm F4L。RAW、現像ソフト: キヤノン DPP 4、撮影と現像でのピクチャースタイル:ニュートラル、ホワイトバランス: 太陽光、露出補正 +1 程度。