異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

わが国のマスコミは本当に酷くなってしまった。ジャーナリズム精神は全くなくなってしまった。官邸としては、“してやったり” 〔永田町徒然草 白川勝彦〕

2017-01-10 00:04:07 | 報道

メリルストリープ  トランプへの抗議スピーチで

2017/1/9 テレビ朝日 報道ステーションより
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 ・・・・・無礼は無礼を招く。暴力は暴力を呼び起こす。権力者が、その地位を利用していじめをすると、私たち全員が負けることになります。

ここで、報道陣の話をさせてください。 私たちには、怒りで声をあげなくてはならない事態が起きた時に、信念のある報道陣がしっかりと声をあげてくれることが必要なのです。

だからこそ、私たちの国、アメリカを建国した人たちは、憲法の中で、報道とその自由を守ることを決めたのです。だから私は、裕福なことで有名なハリウッド外国人映画記者協会と映画業界のみなさんに、ジャーナリスト保護委員会への支援を呼びかけたいのです。真実を守りながら前に進んでいくために彼らの力が必要だからです。

引用元(https://www.buzzfeed.com/bfjapannews/meryl-streeps-speech?utm_term=.lvNDDGN9w#.woeXX03W9

 

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永田町徒然草  http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1831
白川勝彦近影  白川勝彦

官邸は“してやったり”、国民にとっては最悪・最低の事態。

17年01月07日

No.1888

今年は、4日から仕事という事業所が多かった。白川勝彦法律事務所は、5日が仕事始めだった。もちろん、今日も仕事であった。マスコミは3連休、3連休の連呼だ。非正規労働者は、休みが多過ぎると困るのだ。正規労働者は休みの日でも給料が出るが、非正規労働者等は、働いた日しか賃金が貰えない。それが、現実なのだ。わが国には、そういう人が約3割以上もいることを忘れないで欲しい。

今年の正月は、自宅でのんびりと過ごした。届いた年賀状を見ると、皆さんそれぞれに頑張っている様子が分かる。何か一言が添えられていると、本当に嬉しくなる。やはり年賀状は大事だ、と私は思う。私は、元気でいるうちは年賀状を出し続けたいと思っている。今年は、天候にも恵まれた正月だった。ご近所の青山学院大学が、箱根駅伝で3連覇した。これも、目出度いことであった。

自宅にいて特にやることがなければ、自然とテレビを見る。正月番組は、嘗(かつ)てはそれなりに、面白かったものである。ところが、そういう正月番組には、ひとつもお目にかかれなかった。わが国のテレビ局は、面白い娯楽番組を作る力もなくしたのだ。これは、真面(まとも)なニュース報道番組を作れなくなったことと関連していると思う。どっちが先かは、分からない。しかし、トップ(頭))が狂えば、全体が狂ってくるのだ。それが世の中というものだ、と私は思う。

新年になってからのニュース報道番組について言えば、その劣化状態は深刻だ。今年のニュース報道の劣化は、昨年にも増して酷くなるであろう。それも、当然のことなのだ。安倍首相は、虎視眈々と解散総選挙を狙っている。そのために、官邸がこれまで以上にニュース報道番組に干渉してくるのは、明らかだ。わが国のマスコミは、その干渉を介入と意識する危機感さえなくしているのだ。批判精神をなくしたマスコミなど、大本営発表と同じだ。

わが国のマスコミがどう報道しようと、世界はダイナミックに動いている。私はNHK‐BSの“ワールドニュース”でしか、世界のニュースが見られない。これとて、かなりのバイアスが掛かっているが、それでも、世界の政治の動きはかなり良く見える。本当は、わが国こそ、世界から信用されるニュース・報道を発信できる報道機関を持たなければならないのだ。6000億円超の予算を持つNHKは、おカネの面だけから言えば、十分に可能なのであるが…

政治のニュース報道について言えば、どの局も“トランプ”と“小池都知事”に関することを、異常なウエイトで報じている。わが国の政治にとって、このふたつはそんなに重要なのか。わが国の政治にとっていちばん大事なのは、安倍首相の動静とその政策であろう。多少なりとも政治を知っている者ならば、安倍首相の言動や史上最大規模の予算案など、突っ込みどころ満載である。それを批判するのが、ジャーナリズムの役割である

第二次安倍政権になってからの4年間で、わが国のマスコミは本当に酷くなってしまった。わが国のマスコミから、ジャーナリズム精神は全くなくなってしまった。官邸としては、“してやったり”なのであろうが、国民から見たら最悪・最低の事態の到来である。このままで行ったら、わが国は死んでしまう。そういう危機的状況にあることを、心ある国民は自覚しなければならない。この続きは、改めて書くことにする。

それでは、また。

 

 


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