
歌手のトータス松本さんの似顔絵を描いてみました。
-----以下は、雑談----
彼女は、常にイライラして、不平不満を叫んでいた。
(話を聞くと、「不幸」という言葉は使いたくないが、幼少期に身内の悲惨な場面を見ていた。
もちろん、彼女の虚言かもしれないが)
「僕には、君の苦しみは分からない。
君ではないから。
だけど、君の苦しみを分かろうとすること、
理解しようとすることはできるよ。」
と言うのが精一杯だった。
彼女は、
「そういう言葉をかけてほしかった。分かってもらえなくてもいいの」
と言った。
彼女の笑顔を、見ることはなかった。
彼女は、モネのスイレンを模写した。
指を使って、必死に描いていた。
僕は、感情のないイラストを描いていた。
「こういう絵を描かなきゃダメだよ」
彼女は、僕に教えようとしていた。
彼女は、僕のノートに自分の名前を書いた。
「忘れないでね」
僕は、今忘れかけている。
-----------------
・・・という思い出は、徹子の部屋にトータス松本さんが出演されていて、
「笑えれば」という曲が浮かんだからです。
ウルフルズ-笑えれば(YouTube)
「とにかく笑えれば、さいごに笑えれば」
似せる技術に夢中になって、絵を描くことを忘れてしまったようです。
彼女のことも。
「陰鬱な気持ち」それさえも受け止めて描かねば、と思いました。
それを聴いて、トータス松本さんの似顔絵を描いてみました。
似てない。けれど、彼女は少しは喜んでくれていると勝手に思っています。
笑わせ方、笑い方、喜びも人それぞれ。(私は)エンターテナーになる必要はない。
P.S
しかし、一所懸命描くのは疲れますね。
この描き方を続けたら、作品の出来るペースは落ちそうです。
気楽な似顔絵も、描いていきたいと思います。
ブログランキングに参加しています。
琴線に触れたらクリックをお願いします↓
