「習作」人物画の色の開拓(アクリル画) 2020-11-01 15:59:02 | 習作 マゼンタを一色足してみました。 茶系に暖色が入っているはずなのですが、なかなか合いません。 黄土色は、壁などのイメージを生むので寒色と合うのかもしれません。 プラス壁面のイメージと壁面のイメージ以外で描く模索をしているのですが、理性的な美しさと感覚的な美しさとが合致しないのが課題です。 「美であることを問わない作品である」と開き直れればよいのですが。
「hikousei」シリーズについて(制作意図) 2020-11-01 14:47:57 | 雑記 「hikousei」シリーズ。 私は、アクリル絵の具で抽象的に描く練習をしています。 これらは習作ですが、完成作品であるかもしれません。また、抽象であるかもしれませんが、はっきりとした(細密)描写を試みれば、花や鳥、月などの具象であるかもしれないので、具象画である、抽象的具象であると思います。 題「hikousei」の意味は、「非構成」です。平面構成や構図的芸術を否定するわけではないですが、それに縛れない表現を試みています。 また、「ヒコウセイ」という響きが光や星を感じるのでそうしています。 非行中年にならないように注意しながら描きたいと考えています。 理性的に描いた作品が「感情的な作品」と思われたり、その逆はよく絵で起こります。 その経験から、不自由な思考法の表現や、技術的なものを限定した不自由さのながで描くことで、観る人にとっての「自由な作品」にしたいと思っています。「考えることによって、ブレイクスルーが起こり、結果的に感じてもらいたい」という目的もありますが、それは観る人の自由です。