業績を伸ばしている日高観光物産センター(上り線施設)
印南町西ノ地、阪和自動車道印南サービスエリアで運営する日高観光物産センター(株)の今年度2月までの総売上高は上下線施設合わせて2億9000万円と過去最高だった前年度同期を1000万円上回っており、過去最高となるのは確実な状況。好調な運営に代表取締役の日裏勝己・印南町長は「テナント業者など関係者みんなが努力している結果で本当にうれしい限り」と喜んでいる。
同センターは平成18年4月に上り線をオープン、下り線は4年後の22年4月にオープンした。業績は順調だったが、平成27年に上り線施設をリニューアルしたことや高速道路がすさみ町まで延伸、またテナント業者の営業努力などもあり27年以降はさらに業績を伸ばし、前年度は売上高3億706万1829円で初の3億円超えしたほか、入場者数も初めて40万人を突破し40万3834人と、ともに過去最高記録した。今年度はらさにそれを上回る勢いだ。
売上高は上り線で5月、7月、今年の1月、下り線で5月、7月、9月が前年度を下回ったものの、上り線で9月と10月が前年度比15%増、下り線も10月の14%増をはじめ6月と今年2月も10%増となっている。入場者数も2月までの累計が上り線が22万2297人、下り線が15万3500人で過去最高だった前年度同期を上回っている。
業績が順調に伸びていることについて日裏町長は「私たちの目指すところは、設立目的である日高地方の振興であり、地元特産品の全国に向けての販路拡大や観光名所、伝統文化の伝承だ。この好調な業績を維持しさらに伸ばしていけるよう今後も充実した事業展開を進めるなど鋭意取り組んでいきたい」と話している。
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