関係各課に10連休の対応を質す
7日の御坊市議会3月定例会一般質問で、西本和明議員が皇位継承に伴う10連休について「市民生活に影響が出ないよう、どのような対策を考えているか」と婚姻や出生届、休日診療、斎場やゴミ収集、保育所や学童保育、介護保険サービス、行楽施設、消防など関係各課に対応を聞いた。一般質問はこの日で終わり、8日は上程議案の総括質疑を行う。
西本議員は特に市民課に対して「4月30日の平成最後、5月1日の新元号初日は記念日となるので、婚姻届、出生届が増えることが予想される。日直で対応するのではなく、職員がきちんと対応して『おめでとうございます』と記念品を渡しても良いのではないか」と求め、宮下幸代市民課長は「従来通り日直対応となるが、5月1日は婚姻届が予想されるので、問い合わせの状況に応じて受け付けの応援態勢を検討している」と答えた。
栄土新吾健康福祉課長は「休日診療は医師会の輪番制で対応しており、しっかり啓発する。緊急時の相談対応は準備している」。田中孝典介護福祉課長は「介護サービス事業所から休業する話は聞いていない。緊急時は迅速に対応できる体制を組む」。
西川宏洋社会福祉課長は「保育所、学童保育は休むが、仕事などで子供を預かって欲しい場合などはファミリーサポートセンターに会員登録し、サービスを受けてもらうよう啓発に努める」。杉本誠司環境衛生課長はごみ収集や斎場、ペット対応などに「ゴールデンウイークなどと同様の対応を行う。市民に不便をかけることはない」。
木下由美商工振興課長は「オートキャンプ場は予約で満杯。ゴルフ場、運動公園は通常通りの運営を行う」。阪本興平教育総務課長は「前もって分かっているので計画的に授業日数を確保するよう各校にお願いしている」。小畑秀樹消防長は「消防、救急業務とも問題ないよう準備している。高速道路を利用する際は渋滞情報を確認し、適切な経路で搬送する」と答えた。
この日は、宮路雅仁議員が市議選期日前投票の対応を聞き、嶋西良晃選管局長は「投票や家族等の送迎以外で長くいる人には庁舎からの退出をお願いした」。田端卓司議員は交通弱者の交通手段確保を質問。古谷守幸企画課長は「どのような方法が良いのか、引き続き検討したい」と答えた。
受動喫煙防止条例や給食無料化
6日は松本隆史副議長が学童保育の現況と今後の見通しを質問。西川社会福祉課長は「4月から新しい委託先がスムーズに運営できるよう支援員と事務の引き継ぎを行っている」。
村上宗隆議員は新元号改正による影響と対応を質問。桑憲史総務課長は「住民情報システム改修による影響はないと考える。改元後、窓口で発行するものは新元号で対応可能」。
小川春美議員は学校給食費無償化を要望。阪本教育総務課長は「多子世帯の負担軽減で第3子以降は無償にしている。受益者負担の原則があるので無償化は考えていない」。
小池佐左夫議員は受動喫煙から子どもを守る条例制定を検討するよう提案。栄土健康福祉課長は「本市や圏域全体でもう少し受動喫煙防止の意識が盛り上がるのを待ちつつ、啓発できる部分は行う」と答えた。
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