ヒロの残日録 

日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ

心やさしき青年にジーンときました。

2015年08月19日 | 日記
幹線道路にある長い横断歩道を渡っていたら、
ご高齢の御婦人が杖をつきながらを歩いていました。

御婦人は足が少し不自由な様子で当然のことながら
ゆっくり歩いて渡っておられました。

わたしは追い越してから気になって後ろを振り返り
御婦人を見ました。

やがて横断歩道の信号が青から黄色に変わり、
そして赤に。

横断する人を待ってた右折の車が動き出す。
その時、後方から、二十歳前後の青年が小走りで
来て、御婦人の身体に手を添え、車からガードする
ように横断歩道をいっしょに渡り終えました。

頭を下げてお礼の御婦人に、照れ笑いの青年は
何ごともなかったように、すぐ立ち去りました。

わたしは若者の行動に胸が熱くなりました。同時に
自分の行動の至らなさに情けなくなりました。

本来は私が後戻りし御婦人をエスコートすべきでした。

ヤンキー風な、いでたちの若者でしたが、
人は外見で判断してはいけません。
年をとると「今どきの若者はなっとらん」など、
つい口に出したりしますが、こうした立派な若者が
いることに安心し、清々しい気持ちになりました。

青年よありがとう。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログへの訪問ありがとうございます

ブログへの訪問ありがとうございます