幹線道路にある長い横断歩道を渡っていたら、
ご高齢の御婦人が杖をつきながらを歩いていました。
御婦人は足が少し不自由な様子で当然のことながら
ゆっくり歩いて渡っておられました。
わたしは追い越してから気になって後ろを振り返り
御婦人を見ました。
やがて横断歩道の信号が青から黄色に変わり、
そして赤に。
横断する人を待ってた右折の車が動き出す。
その時、後方から、二十歳前後の青年が小走りで
来て、御婦人の身体に手を添え、車からガードする
ように横断歩道をいっしょに渡り終えました。
頭を下げてお礼の御婦人に、照れ笑いの青年は
何ごともなかったように、すぐ立ち去りました。
わたしは若者の行動に胸が熱くなりました。同時に
自分の行動の至らなさに情けなくなりました。
本来は私が後戻りし御婦人をエスコートすべきでした。
ヤンキー風な、いでたちの若者でしたが、
人は外見で判断してはいけません。
年をとると「今どきの若者はなっとらん」など、
つい口に出したりしますが、こうした立派な若者が
いることに安心し、清々しい気持ちになりました。
青年よありがとう。
ご高齢の御婦人が杖をつきながらを歩いていました。
御婦人は足が少し不自由な様子で当然のことながら
ゆっくり歩いて渡っておられました。
わたしは追い越してから気になって後ろを振り返り
御婦人を見ました。
やがて横断歩道の信号が青から黄色に変わり、
そして赤に。
横断する人を待ってた右折の車が動き出す。
その時、後方から、二十歳前後の青年が小走りで
来て、御婦人の身体に手を添え、車からガードする
ように横断歩道をいっしょに渡り終えました。
頭を下げてお礼の御婦人に、照れ笑いの青年は
何ごともなかったように、すぐ立ち去りました。
わたしは若者の行動に胸が熱くなりました。同時に
自分の行動の至らなさに情けなくなりました。
本来は私が後戻りし御婦人をエスコートすべきでした。
ヤンキー風な、いでたちの若者でしたが、
人は外見で判断してはいけません。
年をとると「今どきの若者はなっとらん」など、
つい口に出したりしますが、こうした立派な若者が
いることに安心し、清々しい気持ちになりました。
青年よありがとう。